バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】初勝利目指すも連敗から抜けられず 

2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦 

 10月15日、大阪大谷大学(大阪府)にて2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦が開催された。同女大は神戸親和大と対戦し、55-85で敗北を喫した。 

 リーグが開幕してから黒星続きの同女大。対戦相手である神戸親和大は1対1に積極的な勢いのあるチーム。「勢いを上回るくらいの攻め気で自分たちのプレーをしていきたい」(諸山・商4)と試合に挑んだ。

パスを出す諸山

 迎えた第1Q、神戸新和大にジャンプボールを制され試合開始4秒で先制点を許してしまった。その後、田中(商4)がリバウンドからのシュートを決める。ここで勢いを掴みたい同女大だったが、立て続けにシュートを放たれ5連続失点。約4分間得点を取ることができずに点差を広げられた(4-17)。残り1分で石橋(経2)がスリーポイントを決め、9-22で終えた。 

シュートに向かう石橋

 続く第2Q、点差を縮めたい同女大は積極的に中に切り込むプレーを見せた。自信溢れる強気なプレーによって相手のファールが重なる。計5回のフリースローで点数を得ることが出来た。しかし、同女大の流れが訪れたのも束の間、シュート本数は増えたがリバウンドからのセカンドチャンスをなかなか掴むことができない。相手の安定したシュート率によりスリーポイントを決められ、22-41で第2Q終了。 

 相手の勢いを断ち切るべく挑んだ第3Q。点差が広がる焦りから上手くパスが繋がらず相手に速攻のチャンスを何度も与えてしまう。「相手の流れがきて逃げのプレーが多かった。自分を信じてゴールに向かうことが大切。」(石橋)。点数を取り返すべく果敢に攻め込んだが悪い流れを断ち切れず32-61で最終Qへ。 

小栗(商1)

 第4Q、激しい攻防戦が繰り広げられた。ディフェンスの隙をついた華麗なパス回しで田中がシュートを決める。試合時間残り6分、同女大のタイムアウト。リーグ戦での課題であった粘り強いディフェンスに力を入れた。その結果ダブルチームで与えたプレッシャーがパスミスを招き、清水(文情3)の速攻が決まった。「最近の練習からダブルチームやプレッシャーを与えることを意識していたので一人一人のボールへの執着心が結果として出たと思う」(諸山)。試合時間残り30秒、2本連続で東(文3)がシュートを決めるも点差を縮めることはできず、55-85で敗北を喫した。 

ドリブルをする清水

 主将の諸山は「気持ちのいいシュートを打たせてしまったことが敗因。良いチームだからこそこのチームで勝ちたかった。気持ち落とさないでもう一度前に向かいたい」と次戦に向けて意気込む。残り2試合、チーム力を発揮してリーグ初勝利を飾れ。【文責・撮影:河村柚希】 

 

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