10月9日に、五月山体育館にて2022年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦が開催された。同女は流通科学大学と対戦し、60-83で敗北した。
流通科学大は2部リーグで2位につける強豪校。「勝つ気持ちをもって、とりあえず勝ちを目指そう」(杉田・同女4)と意気込み試合に挑んだ。
第1Q、同女の3連続得点から試合が始まった。その後も大庭(同女4)、杉田の2Pシュートで点差を広げた。積極的にリバウンドを取りに行きシュートに繋げる。完全に自分たちの流れに持っていき、20-14で終えた。
第2Q、相手選手の背の高さに屈することなく果敢に攻め続けた。諸山(商3)は相手の甘いパスを逃さず、味方の攻撃に繋げる。さらに杉田のゴール下への素早い切り込みで得点を重ねた。このままの点差を広げたい同女だったが、35-35の同点になった。残り僅かで杉田が執念の粘りを見せる。3Pシュートを決め、38-35で終了。
勝負の鍵となる第3Q、先制点をとったのは流通科学大。序盤から相手の3Pシュートが連続で決まり逆転を許した。なかなかシュートが決まらず、流れが相手に移る。そのまま点差は広がり48-67で終了。諸山は、「出だしで相手のやりたいことさせてしまったこととか自分らの足が止まってしまったことが課題」と第3Qを振り返る。追いかける展開になった最終Q。大庭の2Pシュートで先制点を奪う。しかし、タイムアウト後も相手の流れを断ち切ることができなかった。追いつくことができず、60-83で試合を終えた。
1週間後に控える大阪大谷大戦に向けて、「どれだけシュートが落ちてもリバウンドであったりとかボールへの執着心を忘れずにやっていきたい」と言葉に熱を込めた副キャプテンの諸山。悔しさを晴らすべく、次戦こそは勝利を掴み取りたい。(文責・渡邉柚果、撮影・湊結子)