10/22に2022年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦が開催された。京都先端科学大学との対戦で77-76の成績を収め、初勝利を飾った。
第1Qでは、相手のミスをすかさずにボールを奪い切り返すもポイントに繋がらず、17-21で終了。続く第2Q。華麗なパス回しを見せ、得点を重ねていく。終盤にかけ同女のシュートが立て続きに決まり逆転。(38-36)
第3Q、大庭のスリーポイントが決まり、一気に勢いがついた同女。相手のシュートミスからのリバウンドを確実にとり、攻め切る。66-56と10点差をつけ終了。
「ハーフタイムの使い方を考えて、みんなで外の子が見てて思うことと、中でやってる人が思うことを言い合って、中が見えてないことは外が見えてて、外が見えてないことがは中が見えてて、ここ見といて欲しいとかそういうのを意見交換出来たかなと思います」と大庭は振り返った。
第4Q勝負が決まる正念場。
ベンチからの応援を受け、最後まで果敢に攻め続ける。相手も、勢いに乗り差を縮められるも点を許すまいと必死に守り抜き77-76で勝利を果たした。
「今までの試合だと片サイドで攻めるってことが多かったので、展開とか、ボール展開を早くしてそっから1体1だったり、空いたところをシュート狙うっていうところを意識して練習してました」(杉田)
初勝利を獲得した試合後、監督は「4年生がよく頑張ってくれました」と安堵の言葉を並べた。明日は4年生最後となるリーグ戦が待ち構える。「素直に嬉しい気持ちだけです。(今日の)この勝ちの気持ちを忘れずにしっかり明日も今日と同じように戦っていけたらなと思います」と杉田は涙を見せた。悔いを残さず、最後まで駆け抜けろ。
(撮影・渡邉柚果、文責・大久保りんか)