9月2日、関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス(兵庫県)にて2023年度 関西学生バスケットボール 1部リーグ戦1戦目が行われた。同志社は京産大と対戦し、72-95で敗北。リーグ初戦は黒星発進となった。
スタートは西村(スポ1)・安藤(スポ2)・神田(スポ3)・板澤(商4)・大西。
第1Q、相手のシュートから試合が動き出す。板澤がファウルを誘いフリースローのチャンスを獲得。2本とも着実に決め、試合の流れを引き寄せる。その後も石原(商3)のアシストで大西が2度3Pシュートを決めるなどチームワークのよさが見られた。5点リードの19-14で第2Qを迎える。
序盤に連続シュートを許し同点に追いつかれた。石原がミドルシュートを決めたが、再び逆転される。積極的にゴールへ向かう同志社だったが、決定力に欠け点差が縮まらない。タイムアウト後もなかなか修正できず、26-37で前半戦を終えた。
第3Q、門川のシュートや板澤の体を張ったプレーで攻めるがリズムをつかむことはできない。3本連続で3Pシュートを決められ点差を大きく離された。なんとか追いつきたい同志社は西村のゴール下シュート、板澤のバスカン、磯部(経3)の自ら切り込み決めたレイアップシュート、さらに板澤のアシストで石原が3Pシュートを決める。しかし、相手のシュート力が大きく上回り44-71で最終Qへ。
序盤に石原のアシストで大西がコーナーからの3Pシュートを決めた。その後、交代で入った柄澤(スポ1)のプレーが光る。3Pシュートを4Qだけで5本決め、観客席も盛り上がりをみせた。「ベンチとか客席からお前が打てって言われた。もうお前しかいないみたいな声をいただいたんで、そこは自信もって、チーム内で1番スリー入るのは自分だって言うのは自負してるので、点差とか関係なく打ち切る気持ちでやりました。結果として入ってよかったなと思います」(柄澤)。一時は12点差まで追いついたが逆転は叶わず、72-95で敗戦。リーグ初戦を勝利で飾ることはできなかった。
明日のリーグ2戦目は対近大戦。2日続けて厳しい戦いとなることが予想されるが、同志社の持ち味をいかし、勝利を収めてほしい。
(文責:番匠麻衣、撮影:中嶋理博)