2023年度関西学生バスケットボールリーグ戦
10月22日、京都産業大学にて2023年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦11戦目が行われた。同志社は大経大と対戦し、68-57で逆転勝利を収める。今試合で一次リーグは閉幕。同志社は4勝7敗で8位となった。29日から始まる二次リーグでは、中位リーグで戦うことになる。
スタートは廣瀬(法2)・大西(商4)・谷口(経2)・門川(商1)・柄澤(スポ1)。
先制点を奪われるも、谷口がフリースローを2本沈め初得点。続けて柄澤もリバウンドからの速攻で、華麗なステップを見せ得点する。神田(スポ3)もバンクショットを決めた。しかしこのクォーター大経大にスリーポイントを3本決められ11-19と8点ビハインドで最初の10分を終える。
第2Q、同志社はオフェンスを展開できなかった。磯部(経3)、島倉(スポ2)らがフリーのシュートを打つも2Q初得点が奪えない。開始3分37秒、谷口がスピードで相手を翻弄し、バスケットカウントを決めたことでようやく初得点。その後終了間際に谷口が体勢を崩しながらのシュートでブザービーターを決めた。20-29として迎えたハーフタイム。オフェンスの不調によるロースコアで不穏な空気が漂う。
しかし後半開始早々、同志社の反撃が始まる。悪い流れを断ち切るべく、インサイドプレーを積極的に行った。島倉の6点を含む15-4のランで今試合初リード。「インサイドの簡単なシュートを作れるように意識した」(板澤)。その言葉通り、板澤のポストプレーでリードを広げ、45-41で一次リーグ最後の10分を迎える。
第4Q、同志社は流れをつかんだまま離さない。チームとしてスリーポイントの決定率が20分の2と不振だったが、そのぶんインサイドへのパスを繋いだ。島倉が板澤へノールックパスを披露。その後、大経大のファールゲームを凌ぎ68-57で最終戦を白星で飾った。
一次リーグの結果により中位に入ったことで、インカレ出場への希望を繋いだ。谷口は「1つでも順位を上げられるように頑張りたい」と二次リーグの意気込みを話した。(中嶋理博)