サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】PKで後半追いつき、引き分けで若林組終幕

関西学生女子サッカー秋季リーグ第6節

 10月22日に同志社大学京田辺グラウンド(京都府)で関西学生女子サッカー秋季リーグ第6節が行われた。同志社は大国大と対戦し、1-1で引き分けた。4回生にとって最後のリーグ戦で勝利とはならなかったものの、4年間の集大成を示した。

スターティングメンバー

 試合開始のホイッスルが鳴ると、主将若林(文情)のロングキックで一気に前線に運んだ。積極的にゴールを狙う姿勢を見せ、縦パスやサイドチェンジ等を駆使し、相手を責め立てた。前半17分、相手にボールを奪われフリーの選手にペナルティエリア外からミドルシュートを決められ、失点を許した。追いつきたい同志社はここから怒涛の反撃を見せる。前半18分、梶(政策3)がセカンドボールを抑えると長谷川(文情3)にパス。長谷川から滋野(理工1)にボールが渡り、シュートを放つもGKに阻まれた。同36分にも梶がペナルティエリア外からシュートを放つも得点を入れられず、前半戦が終了。0-1で折り返すこととなった。

ボールを蹴る若林

 逆転したい後半戦。後半戦開始直後、同志社にチャンスが訪れる。相手のファールでハーフウェーラインからセットプレーを獲得。キッカー松本(文情2)が蹴ったボールはまたもGKに阻まれる。同19分、相手のパスボールを奪った同志社はパスを回しながら攻撃の糸口を探る。松本のパスが梅田(スポ1)に通りペナルティエリア内に侵入した時、キーパーと衝突。PKを獲得した。キッカーは勿論、主将若林。静寂に包まれ緊張感が漂う中、全力で振り抜いたボールはゴールネットに吸い込まれ、同点に追いついた。その後もチャンスを迎えた同志社だったが、相手の功ディフェンスもあり1-1で試合は終了した。

喜ぶ選手たち

 「今リーグ、勝ちは少なかったが負けなかったのはよかった」(若林)と1年間主将として苦労してきたことが実った瞬間だった。4回生3人と少ない中でも若林をトップに強い組織を作り上げてきたサッカー部女子。目標の一部リーグ昇格に向け、鍛錬を積む。4回生の想いは後輩たちに引き継がれ来春また新たな歴史の幕が開ける。(文責・駒嶺錬 写真・家村有多、久岡悠斗)

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