バスケットボール部(男子)
HEADLINE

【男子バスケットボール部】無念の5連敗、同率最下位に転落

2024年度関西学生バスケットボールリーグ戦

 9月28日、29日、天理大学杣之内第一体育館にて、2024年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦5、6戦目が行われた。対するは、大産大と京産大。3連敗を喫し勝利への道筋が見えない中、一つでも多く白星を挙げるべく強気で挑んだ。しかし実力差を見せつけられ両戦敗北となった。


ゴール下を決める波多野

 対大産大戦、スタートは磯部(経4)、石原(商4)、波多野(心理2)、門川(商2)、西村(スポ2)。ティップオフでボールを奪いオフェンスからのスタートとなった。磯部のバックシュートが決まり勢いに乗るも、スリーポイントを連続で沈められるなど両者譲らぬ展開。相手チームの留学生にディフェンスリバウンドを次々と奪取されシュートの機会を逃す。大産大は持ち前の決定力で同志社のリードを阻み、22-23で第1Q(クォーター)を終えた。追いかける第2Q、柄澤(スポ2)がパスカットから速攻を決め29-28で逆転。一方、大産大も巧みなパスワークを披露しディフェンスの的を絞らせない動きを見せ続けた。食らいつく同志社だがこのピリオドも勝ち越して終えることはできず35-37でリードを許したまま後半戦に突入した。

フックシュートを決める門川

 迎えた後半、磯部が相手をうまくかわしレイアップシュートを決めると同点に追いついた。ここから引き離したい同志社だったが、リバウンドを取りきれず連続13得点の猛攻を受ける。点差が大きく開き、49-65で最終Qへ。「流れを切れずに4Qまで引きずってしまった」(柄澤)。3Pシュートを得意とする柄澤や尾上(商3)を投入したが、健闘むなしく75-83で敗北となった。「今、崖っぷちにいると思うのでここから巻き返していきたい」(尾上)。敗戦が続いているが気持ちを切り替え、翌日の京産大戦に焦点を合わせた。

復帰を果たした谷口

 そして京産大戦。スタートは前日の怪我でチームを離脱した石原に代わり山藤が入った。神田もまた怪我で離脱し計2人の4年生が欠場。しかし暗いニュースばかりではなかった、ベンチには谷口の姿が見え、エースが待望の復帰を果たす。

落胆する選手たち

 磯部のスリーで先制すると、スクリーンでフリーになった波多野を磯部が見つけ追加点。すぐさま追いつかれるが、一進一退の攻防が繰り広げられる。第1Q終了間近、谷口がチェックイン。ドリブルでディフェンスに切り込み、復帰後初得点をあげた。ガードの離脱により鬼防に出場機会が与えられるが、思い通りボールを運べない。強豪のディフェンスを思い知らされ、リーグ戦の洗礼を浴びる。一時7点差まで開いたが波多野が得点能力の高さを見せつけた。アイソレーションからスリーポイント、ミドルシュート、ゴール下の3つのエリアから得点。5点抜け出され魔の第3Qを迎える。同志社はこのリーグ戦、第3Qで逆転を許し、勝負を決められてしまうことが多かった。そしてこの日も厳しい10分となる。柄澤、島倉(スポ3)、ヴァイクル(スポ3)らベンチユニットがチームを引っ張るが点差は2桁のまま。相手のセンターに確実な2点を奪われ続け最終スコア67-78で敗北を喫した。

 これでリーグ戦は前半の日程が終了。1勝5敗と厳しい前半戦となった。「次のホームゲームで改善していきたい」(島倉)。次の関学大との試合はホームであるデイヴィスで行われる。インカレをかけた運命の後半戦。ホームで勢いづき、出場圏に食い込め。(河場真世、中嶋理博、髙橋舞衣)

ページ上部へ