ボードセイリング部
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【ボードセイリング部】インカレ団体戦4位で今シーズン幕締め

 2月24~26日にかけて、和歌山セーリングセンターで2022年度全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦が行われた。団体戦のメンバーは坂井(文情4)、藤原(商3)、齋藤(政策2)、喜多(生命3)、在里(理工3)の計5名。結果4位と大健闘し、齋藤が個人2位と好成績を収めた。

ゴール間際の齋藤

 1年の中で1番チーム全員が一致団結し挑むインカレ団体戦。1日目は風が吹かず午後からレースがスタートし、計2レース行われた。大雨の中でのレース展開となり1レース目は、出場した坂井、藤原、齋藤ともに高順位にはつけなかった。2レース目は齋藤、藤原が11位、12位と健闘し、暫定6位で1日目を終えた。坂井は4年生ながら1レース目、2レース目ともに同志社最下位となり、「後輩2人が頑張ってくれて僕が足を引っ張っちゃったので、明日は頑張りたいと思います」と2日目に向けて意気込みを表した。

真剣な表情を見せる藤原

 迎えた2日目。予報通り快晴かつ風も強く、絶好のレース日和のなかレースがスタートした。意気込み通り坂井が最高学年としての意地を見せ、同志社トップの8位でフィニッシュ。続いて4レース目は、今大会期待の星である齋藤が2位に浮上。自分のペースがつかめたのかその後の5レース目、6レース目ともに1位でフィニッシュ。団体戦メンバーの候補であった山野(社4)から「「いつも通り楽しんできて」と言葉をかけられたことで気持ちに余裕ができて調子があがった」と話した。

 全ての結果が決まる最終日。暫定6位の同志社は表彰台に上るためには3位以内に入らなければいけない。緊張感が漂う中スタートした7レース目。表彰台への強い思いを表すかのように齋藤がトップでフィニッシュ。4年生として人一倍団体戦にかける思いが強くあった坂井も8レース目で9位と高順位につけた。

トップでフィニッシュし笑顔を見せる齋藤

 計9レースとも同メンバーで挑んだ今大会。結果は惜しくも4位となり、目標であった表彰台にはあと一歩届かなかった。このインカレ団体戦で4年間の競技人生に幕を閉じる坂井は「この団体戦への思いがウィンド人生のほとんどを占めていると言っても過言ではなくて、最後の集大成としてはこれ以上ない濃い3日間を過ごせた」と笑顔で4年間を締めくくった。齋藤は「来年は(藤原)海さんと3回目の団体戦なので、3度目の正直として表彰台の一番上を獲るために今からずっと精進を重ねていきます」と表彰台への強い思いを表した。

 新体制となり新たな気持ちで迎える来シーズン。来シーズンこそ目標である表彰台の頂点に立ち、最高の笑顔でシーズンを締めくくってほしい。【文責・写真:藤田桃江】

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