3月1.2日に万博テニスガーデン(大阪府)で令和4年度関西学生新進テニストーナメント本戦シングルス1R、2Rが行われた。渡邉(法2)、山﨑(商2)、毛利(商3)が勝利を掴み、3Rへと駒を進めた。
先陣を切ったのは渡邉。1セット目、悪天候とコートのクレーに苦しみ、相手のペースに飲まれ落とす。しかし、「勝てる自信があった」と自身の流れを取り戻し、堂々のプレーを披露。さらに1セット目の学びを活かし、ボレーを積極的に使った攻撃で相手を翻弄(ほんろう)し、6-0、7-5で逆転勝利を挙げた。
続く山﨑は取って取られる攻防戦を繰り広げた。「粘り強く最後まで戦えた」と長いラリーで相手のミスを誘い出し、ファーストセットを意地で奪取。迎えたセカンドセット。強風によるイレギュラーにも軽快なフットワークで柔軟に対応し、着実にゲームカウントをものにする。終始試合の主導権を相手に渡すことなく大差をつけ、2Rをストレートで白星を飾った。
最後にコートに立ったのは毛利。「相手のサーブがやりにくかった」と押される展開で始まる。しかし、力強いリターンで打ち勝ち、徐々に自身のペースへと引き込む。勢いのままファーストセットを6-3で奪った。続くセカンドセットも左右に揺さぶるストロークで圧倒し、6-4で勝利。
男子シングルスからは渡邉、山﨑、毛利の3名が3Rへと駒を進めた。「明日も勝てるように頑張る」(毛利)。目の前の1勝にこだわり懸命にボールを追いかける。頂を目指して奮闘する彼らに注目が集まる。【文責・待鳥桜子、写真・早川京】
【試合結果】
1R
○三和(文情1) 6 6
●本嶋(立命大) 0 1
●川内(スポ2) 2 0
○渡邉(大体大) 6 6
●鈴木(法1) 2 3
○畑野(神大) 6 6
●コーゲン(文1) 6 2 4
○岸井(甲南大) 4 6 6
●永谷(法3) 3 2
○羽山(立命大) 6 6
2R
●三和(文情1) 5 1
○新出(近大) 7 6
○山﨑(商2) 7 6
●池田(神大) 5 2
○渡邉(法2) 5 6 7
●畑野(神大) 7 0 5
●馬場(スポ1) 4 3
○中村(関学大) 6 6
●大矢(GR1) 4 4
○増成(関学大) 6 6
●宮地(心理1) 1 4
○奥地(近大) 6 6
○毛利(商3) 6 6
●橋本(公立大) 3 4