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【ボウリング部女子】激闘を繰り広げ2連覇を達成

文部科学大臣杯 第61回全日本大学ボウリング選手権大会

 12月2〜4日にかけて、文部科学大臣杯第61回全日本大学ボウリング選手権大会が名古屋グランドボウルで開催された。戸塚眞(商4)、石本(スポ2)、戸塚知(商1)がチームを組んだ。予選から1位をキープし、決勝で京産大と接戦を展開する。戸塚眞と石本が昨年王者の意地を見せつけ、2連覇を達成。

 1日目は予選の6ゲームが行われ、戸塚眞と石本が好投を見せた。予選1回戦の3ゲーム目には戸塚眞が9フレーム目以外でストライク、石本が9連続ストライクを叩き出し、トータルスコア544ピンを獲得。残りの3ゲームでも安定した投球を披露した。この時点で、2位の京産大とは229ピン差をつけ単独1位となる。

投げる石本
ハイタッチする戸塚眞

 2日目、予選の3ゲームと準決勝の3ゲームが実施された。予選3回戦、石本は点数を重ねたものの、戸塚眞がスコアを伸ばすことができない。準決勝は、石本と戸塚知の2人で臨んだ。しかし、思うような投球を披露することができず、3ゲームのトータルスコアは1153ピンとなる。「ラインが読めなくて、手こずってしまった」(石本)と試合を振り返った。さらに、京産大が追い上げてきたことにより、ピン差が24ピンまで縮まる。

投げる戸塚眞

 優勝を目指して臨んだ最終日。「最後まで1位を守り抜いて、完全優勝を目指す」(石本)と意気込んだ。決勝には戸塚眞と石本が出場。1ゲーム目と2ゲーム目、順調な滑り出しを見せるも、相手も負けじと高得点を叩き出した。2ゲーム目終了時点で、京産大との差はわずか2ピンとなる。「スペアとストライクのマークをつなぐことだけを考えて、投球する」(石本)。宣言通り1フレームを除いて、ストライクとスペアをとり、トータルスコア471ピンで第3ゲームを終えた。京産大は合計スコア401ピンだったため、同志社の優勝が決定。

表彰式

 「大学の中で、このチーム戦が一番大きい大会なので、優勝できてすごい嬉しかった。そして、2連覇を達成できて、すごくほっとした」(戸塚眞)。また、チームハイアベレージとチームハイシリーズも同志社が獲得する。そして個人のハイアベレージ、ハイシリーズ、ハイゲームは石本が3冠を果たした。「自分がコツコツと投げた分が、チームのためになると思って投げたので、本当に良かった」(石本)。メンバー全員が同じ目標に向かい、支え合った今大会。3連覇を目指し、彼女らの挑戦はまだまだ続く。(沼野涼音)

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