ボウリング部
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【ボウリング部】関西の舞台で実力発揮し、全日本へ弾みをつけた

令和5年度関西学生(大学)個人ボウリング選手権大会

 2月16日、マグスミノエ(大阪府)において令和5年度関西学生(大学)個人ボウリング選手権大会が行われた。大会出場選手は新舎(スポ4)、戸塚眞(商4)、斉藤(スポ3)、舘(同女3)、吉田(文情3)、田中(理工3)、松本(商2)、岡田(スポ2)、石本(スポ2)、熊(スポ1)、菅原(商1)、戸塚知(商1)の計12名。激戦が繰り広げられる中、戸塚眞が4161ピンで王座を獲得し、連覇を達成する。次いで、2位に石本、4位に斉藤、5位に菅原、6位に戸塚知が名を連ね、同志社の選手が入賞を果たした。また、熊が290ピンでハイゲーム、斉藤が787ピンでハイシリーズを獲得。

 予選は9ゲーム行われた。戸塚眞が予選3回戦第3ゲームで9連続ストライクを獲得し、2144ピンで予選を1位で進出。新舎、斉藤、田中、松本、岡田、石本、熊、菅原、戸塚知も上位24位に入り、予選を通過する。順調な滑り出しを見せた。

投球する戸塚知

 準決勝は6ゲーム実施される。疲れが見えたものの、おのおのが自分のボウリングを披露した。準決勝1回戦第3ゲームでは、熊が1フレーム目を除いて11連続ストライクをたたき出し、今大会最高スコアの290ピンを獲得する。新舎も準決勝2回戦の第2ゲームで9連続ストライクを取り、269ピンをマークするも、決勝進出には届かなかった。決勝進出を果たしたのは、戸塚眞、斉藤、松本、石本、熊、菅原、戸塚知の7名。この時点で戸塚眞が3463ピンで1位、次いで3位に石本、4位に戸塚知、6位に菅原、7位に松本、8位に熊、11位に斉藤がついていた。

投球する菅原

 決勝でも戸塚眞は安定した投球を披露し、トップを走り切る。石本も200ピン超えのスコアを取り、トップの戸塚眞と84ピン差で2位に続いた。混戦を極める中、快進撃を展開させたのは斉藤だ。「もう一ギア上げて、周りが点数を取ったとしても、絶対勝つぞっていう気持ちで投げる」(斉藤)。宣言通り、第1ゲームでは10ストライクを獲得し265ピンの高得点をマークする。その後も9連続ストライクを記録し、決勝の3ゲームトータル787ピンでハイシリーズに輝き、4位まで順位を上げることに成功。

(左から)ハイゲームを受賞した熊とハイシリーズを受賞した斉藤
(左から)優勝した戸塚眞と2位の石本

 関西の舞台でおのおのが実力を発揮し、表彰台に立つことができた今大会。明日には、東京で全日本大学個人選手権が行われる。3連覇がかかっている斉藤と連覇がかかっている戸塚眞はそれぞれ、「自分のボウリングを絶対して、優勝したい」(斉藤)、「連覇がかかっているので、今日優勝した流れに乗って次の大会も優勝したい」(戸塚眞)と意気込んだ。他のメンバーも「今年は入賞できるように頑張ります」(石本)、「先輩たちに負けないように自分のボウリングをして、しっかり優勝できるように頑張りたい」(熊)、「斉藤さんの連覇を僕が止めます」(菅原)、「姉の連覇を阻止できるように頑張りたい」(戸塚知)、とそれぞれの選手が熱い思いを口にする。今大会の反省や発見を生かし、全日本の舞台でも輝くボウリング部の活躍に目を離すな。(文責:沼野涼音、撮影:駒嶺錬、沼野涼音)

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