ボウリング部
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【ボウリング部男子】安定した投球を見せるも、惜しくも入賞とはならず

第55回全日本大学個人ボウリング選手権大会

 2月19〜21日にかけて、第55回全日本大学個人ボウリング選手権大会が品川プリンスホテルボウリングセンター(東京都)で開催された。予選から好投を見せ、熊(スポ1)がパーフェクトゲームを達成。しかし、準決勝と決勝ではピン数を稼ぐことができず、上位入賞には届かなかった。

 男子部は新舎(スポ4)、斉藤(スポ3)、吉田(文情3)、田中(理工3)、松本(商2)、岡田(スポ2)、熊、菅原(商1)、の計8名が出場。1日目は予選6ゲームが行われた。予選1回戦第3ゲーム、新舎と熊が好投を見せる。新舎は1フレーム目を除き、11連続ストライクをマークし、290ピンを獲得した。また熊はパーフェクトゲームを達成し、ハイゲームに輝く。「久しぶりのパーフェクトだったので、すごく嬉しい」(熊)。その後も熊はストライクを連発し、1日目終了時点では暫定1位になった。予選2回戦第2ゲームでは、斉藤が8連続ストライクをたたき出し、順調が滑り出しを見せる。

パーフェクトゲームを達成した熊
好投を見せる新舎

 2日目は予選6ゲームと準決勝3ゲームが実施される。予選6ゲームは1日目とは違う階での試合となったことが、メンバーたちを苦しめた。ボウリングではレーン上のオイルコンディションをうまく読むことが勝利の鍵となる。しかし、1日目と違う環境になってしまったため、オイルコンディションを読むことができず、ピン数を伸ばすことができなかった。上位30位に入り、準決勝進出を果たしたのは田中、熊、菅原の3名だ。準決勝でもピン数を稼ぐことができなかった。

投球する菅原

 少しでも順位を上げたいと臨んだ3日目。準決勝3ゲームと決勝3ゲームが行われた。菅原が準決勝2回戦第3ゲームで9連続ストライクを獲得する。菅原と熊は、準決勝3ゲームとも200ピン超えを記録した。そして、決勝進出に駒を進めたのは菅原と熊の2名。好投を見せたものの、惜しくも入賞とはならなかった。

 決勝進出を果たした菅原は16位、熊は20位で終幕。レーンの変化に対応することができず、悔しい結果になった。2年間主将としてチームを引っ張り、リーグ戦優勝や全日本団体準優勝まで導いた新舎はこの大会をもって引退となる。新舎は「最後の大会なので頑張りたいという気持ちはあったが、残念な結果に終わってしまい、悔しい」と試合を振り返った。来季からは新体制になり、優勝を目指して歩み続けるボウリング部に期待だ。(文責:沼野涼音、撮影:川口桃佳、沼野涼音)

試合後の男子部の選手たち
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