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【ボウリング部女子】戸塚眞が全日本大学個人選手権連覇!

第55回全日本大学個人ボウリング選手権大会

 2月19〜21日にかけて、第55回全日本大学個人ボウリング選手権大会が品川プリンスホテルボウリングセンター(東京都)で行われた。戸塚眞(商4)が優勝を果たし、連覇を達成。また298ピンでハイゲームも受賞する。

 女子部は戸塚眞、石本(スポ2)、戸塚知(商1)が出場した。初日は予選6ゲームが実施される。予選1回戦第1ゲーム、戸塚知が279ピンの高得点をマークし、幸先の良い出だしを見せた。しかし、その後はなかなかピン数を伸ばすことができず、戸塚眞が5位、石本が14位、戸塚知が15位で1日目を終える。

投球する石本

 2日目は予選6ゲームと準決勝3ゲームが行われた。予選3回戦の3ゲームでは、全メンバーが200ピン超えのスコアをマークし、暫定順位を上げることに成功。予選4回戦では戸塚眞が好投を続けた。予選4回戦第2ゲームでは、11連続ストライクを獲得し、298ピンを記録。その後の第3ゲームでも7・8フレーム目を除き、連続ストライクをたたき出す。「(周りの選手を)結構離すことができたり、上に近づけた部分もあったので、打てて良かった」(戸塚眞)。予選を通過したのが戸塚眞と石本の2名。惜しくも戸塚知は7ピンの差で予選通過とはならなかった。準決勝では戸塚眞は200ピン超えのスコアを出し、さらに勢いづける。2日目終了時点で、戸塚眞は暫定1位、石本も11位まで順位を押し上げた。

投球後の戸塚眞

 3日目は準決勝3ゲームと決勝3ゲームが実施される。決勝に進出するためには、上位10位以内に入る必要があるため、石本の投球に気持ちがこもった。準決勝2回戦第3ゲーム、8フレーム目を除き連続ストライクを記録し、279ピンの高得点をマークする。そして、決勝を戸塚眞が2位と63ピン差をつけて1位通過、石本が8位通過となった。戸塚眞の連覇まであと少しとなり、観客も戸塚眞の投球を見守る。決勝第1ゲーム、戸塚眞はストライクを連発し、ピン数を重ねた。2位との差をさらに広げることに成功。その後も236ピン、244ピンと安定した投球を披露し、トータルスコア4777ピンで見事優勝。決勝第3ゲーム、石本も連続ストライクを獲得し268ピンを記録した。しかし、わずか3ピン差で入賞まで届かない結果になる。

表彰式

 「この間の全日本団体につづいて、全日本個人も2連覇できたので、すごい嬉しいですし、最後の大会で良い締めくくりができた」(戸塚眞)。全日本団体、そして全日本個人でも連覇を達成した戸塚眞は有終の美を飾った。一方で、惜しくも入賞を逃してしまった石本は「入賞まで後3ピン届かなくてすごく悔しい結果になってしまった」と振り返る。そして来年の目標として「全日本大学選手権で3連覇することと、来年こそは個人選手権で入賞できること」と掲げた。今大会で見つかった課題を克服し、栄冠を掴む瞬間を見逃すな。(文責:沼野涼音、撮影: 川口桃佳、沼野涼音)

試合後の女子部の選手たち
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