第63回関西学生春季リーグ戦
6月2日、ラウンドワン京都河原町店、MKボウル上賀茂(京都府)において第63回関西学生春季リーグ戦5・6週目が行われた。男子部が佛教大と京大、女子部は佛教大、京産大と対戦。男子部は全勝で勝ち点を獲得する。女子部は佛教大戦では惜しくも勝ち点を奪われるも、京産大戦では2-1で勝利を収めた。
男子部は斉藤(スポ4)、吉田(文情4)、岡田(スポ3)、熊(スポ2)、菅原(商2)の5人が出場。男子部は4週目終了時点でポイント数の差で暫定4位についていた。絶対に勝ち点を取りたいと臨んだ佛教大戦。第1ゲームは5人中3人が200ピンを超えることができなかったが、ピン数は佛教大を上回り、勝利する。第2ゲーム、斉藤と熊がストライクを連発し、それぞれ257ピン、266ピンと高得点をマーク。他のメンバーも200ピン超えのスコアをたたき出し、トータル1141ピンで圧勝する。第3ゲームも安定した投球を披露し、3-0で勝ち点を獲得した。
京大戦は吉田に代わり、田中(理工4)が出場する。第1ゲーム、斉藤が9連続ストライクでチームを引っ張り、勝利に導いた。「今日は自分が点数を出して、チームのモチベーションを上げようと思った」(斉藤)と自身の目標を体現。第2ゲームは、なかなかスコアが伸びず、京大との接戦を繰り広げた。先に投球が終了したメンバーがチームメートの投球を見守る。斉藤、菅原が200ピン超えの高スコアを出し、わずか28ピン差で勝利をつかみ取った。「自分がダメでも、前を向いて、味方を応援するように、チームメートに言っていたので、それができた」(斉藤)。第3ゲームも好投を続け、合計スコア1120ピンで京大に3-0で完勝した。
女子部は戸塚(商2)、渡辺(スポ1)が出場する。1試合目は佛教大との試合となる。2週目で惜しくもゲームを奪われた相手だったため、気合が入った。しかし、点数を伸ばすことができず、2人とも160ピン台でスコアが伸び悩む。44ピン差でゲームを佛教大に奪われた。第2ゲームは調子を取り戻し、トータルスコア430ピンでゲームを奪取。勢いに乗りたかったが、第3ゲームでは戸塚の点数が落ち込んでしまい、1-2で勝ち点獲得とはならず。続く京産大戦、第1ゲームは2人とも200ピンを超えることができず、ゲームを奪われた。第2ゲーム、高得点を取ることはできなかったものの、京産大に40ピン差をつけ、ゲームを勝ち取る。最終ゲームは戸塚が190ピン、渡辺が224ピンとハイスコアを記録し、京産大戦を制した。
男子部は今試合の勝ち点獲得により、単独1位に躍り出た。女子部は難しいゲームを展開したものの、暫定1位の座を守り抜いている。「今日は6ゲーム全部勝てたので、来週も全部勝って、文句無しで勝てるように頑張りたい」(斉藤)、「次は凡ミスがないように、ノーミスを目指して、勝てるようにがんばります」(戸塚)。露呈した課題を修正し、アベック優勝へ望みをつなげろ。(文責:沼野涼音、撮影:駒嶺錬、沼野涼音、シンウンス)