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【ボウリング部】全種目で王座を掴み取り、総合優勝校に輝く

第63回関西学生ボウリング選手権大会

 8月29日、30日に神崎川ダイドーボウル(大阪府)にて第63回関西学生ボウリング選手権大会が行われた。男子5人チーム戦、女子2人チーム戦、男女混合2人チーム戦、男女別マスターズ戦で構成された今大会。序盤から好投を続け、全種目において優勝をつかみ取った。
 1日目は男子5人チーム戦、女子2人チーム戦、男女混合2人チーム戦が行われた。男子5人チーム戦には、斉藤(スポ4)、田中(理工4)、松本(商3)、熊(スポ2)、菅原(商2)が出場。第1ゲームは斉藤と熊が200ピン超えのスコアをたたき出し、チームトータルスコア1009ピンをマーク。第2ゲーム、第3ゲームは通常の練習とは違うレーンコンディションや会場の寒さに苦しみ、5人中4人が高得点を出すことができない。しかし、3ゲームのトータルスコアは2867ピンで見事優勝。
 女子2人チーム戦には、戸塚(商2)・渡辺(スポ1)が同志社A、舘(同女4)・石本(スポ3)が同志社Bとして出場した。同志社Aは第1ゲーム、第2ゲームで渡辺が225ピン、213ピンとスコアを伸ばす。最終ゲームはそれぞれ183ピン、191ピンとスコアが伸び悩んだが、3ゲームのトータルスコア1168ピンで1位に輝いた。「(スコアも)安定することができたので、楽しく優勝までいけた」(渡辺)。一方の同志社Bは、高得点を出すことはできなかったものの、最終ゲームではチームトータルスコア382ピンを獲得。同志社Aに次いで、準優勝を飾った。

ハイタッチする渡辺

 男女混合2人チーム戦では、斉藤・熊ペアの活躍が止まらなかった。第1ゲーム、斉藤が10連続ストライクを取り、289ピンを記録する。第2ゲームでは熊が9連続ストライクをマークした。第3ゲームでも斉藤が220ピンを獲得すると、合計スコア1385ピンで優勝を果たした。「優勝ができたのは、自信に繋がって、練習のモチベーションが上がった」(斉藤)。2位についたのは、松本・菅原ペア。第2ゲームで松本が218ピン、菅原が253ピンで合計スコア471ピンの高スコアをたたき出した。3位の戸塚・渡辺ペアは、第2ゲームと第3ゲームで200ピン超えのスコアを記録。3ゲームトータルスコアは1205ピンとなり、女子にはハンデとして1人あたり各ゲーム15ピンが与えられるため、合計1295ピンとなった。

笑顔を見せる斉藤

 2日目のマスターズ戦には、男子は斉藤、熊、菅原、松本が出場。女子は石本、戸塚、渡辺が臨んだ。1日目の個人成績が1位だった熊は、第1ゲームで256ピンを獲得し順調な滑り出しを見せる。点数が落ち込むゲームがあったものの、第6ゲームでは10連続ストライクを記録。トータルスコア1345ピンで優勝を奪取。「日本代表の経験者もいる中で、優勝できたのは嬉しい」(熊)と喜びを表した。斉藤は200ピン超えのスコアを5回出したものの、あと一歩及ばず3位で終了。松本、菅原はスコアが思うように伸びず、それぞれ7位、11位で試合を終えた。一方の女子は、渡辺が安定した投球を披露し1225ピンで栄光をつかむ。トップの渡辺と59ピン差で石本が2位に続いた。戸塚は992ピンで4位入賞を果たす。

投球する戸塚
表彰式後の選手たち

 全種目を終え、同志社が圧倒的な差をつけて総合優勝校に輝いた。主将の斉藤は「5人チーム戦だったり、個人戦でも思った以上の成績を残してくれた。」と大会を振り返った。斉藤と熊は今月行われるアジア選手権の日本代表に選出されている。「練習もたくさんしているので、メダルを取れるようにがんばりたい」(熊)。世界の舞台でも活躍する彼らに期待が高まる。(沼野涼音)

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