第63回関西学生秋季リーグ戦
9月21日、ボウリングスペースHIT(大阪府)において第63回関西学生秋季リーグ戦1・2週目が行われた。男子部は大商大と桃山学院大、女子部は近大、佛教大と対戦する。男子部、女子部共に全勝を収め、幸先の良いスタートを切った。
男子部は斉藤(スポ4)、熊(スポ2)がアジア選手権に出場しているため、田中(理工4)、吉田(文情4)、岡田(スポ3)、松本(商3)、菅原(商2)の5人での試合となった。1試合目の大商大戦では、第1ゲーム、5人中3人が200ピン超えのスコアを出して、1035ピンでゲームを奪う。続く第2ゲームは、菅原が合計10度のストライクで254ピンを記録し勝利に導いた。第3ゲームでは松本が258ピンの高得点をたたき出し、3-0で完勝。
桃山学院大との一戦では、第1ゲームで菅原が7連続ストライクを獲得する。他のメンバーも200ピンのスコアをマークし1108ピンで勝利を収めた。第2、第3ゲームも危なげなくスコアを稼ぎ、3-0で勝ち点を獲得。「投げるラインについて意見を出し合いながら投げられて、それをスコアに繋げられた」(菅原)と勝因を分析した。
女子部は戸塚(商2)、渡辺(スポ1)が出場した。1試合目は近大との対決。第1ゲームは戸塚が179ピン、渡辺が202ピンでトータルスコア381ピンをマークし、ポイントを獲得する。第2ゲームは2人ともスコアが伸び悩んだが、104ピン差で圧勝。勝ち点獲得が確定したものの、最後まで油断することなくプレーし、3-0で大勝した。続く佛教大戦では、第1ゲームで渡辺が合計9度のストライクを決め、トータルスコア422ピンで勝利する。第2ゲームも安定した投球を披露し、ゲームを奪った。第3ゲームはスコアを伸ばすことができなかったが、19ピン差で勝利を収める。3-0でゲームを終えた。しかし「スペアは取れないし、ストライクも出せなくて、全然ダメでした」(戸塚)と自身のプレーを厳しく評価。反省点が残る試合となった。
初戦から全勝を収めたボウリング部。次戦は29日、男子部は泉大津フタバボウル(大阪府)、女子部はステーションボウル新田辺(京都府)で試合が行われる。「油断せずに、一投一投ちゃんと真摯に向き合って投げたい」(菅原)、「今回みたいに落とすゲームなく、全部勝てるようしたい」(渡辺)。この1週間、自身が見つけた課題を克服し、さらなる成長を遂げる。(沼野涼音)