自転車競技部
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【自転車競技部】女子スーパールーキーW入賞

 8月25日から27日にかけてTIPSTAR DOME CHIBA(千葉県)で行われた文部科学大臣杯第78回全日本大学対抗選手権自転車競技大会。同志社からは、前田(商3)、谷口(商3)、天野勇(神2)、天野裕(商1)、石田(商1)が出場し、女子オムニアム及び女子3㌔インディヴィジュアル・パーシュートで石田が4位で入賞した。

男子4㌔チームパーシュートに出場した(左から)谷口(商3)、天野勇(神2)、天野裕(商1)
男子4㌔インディヴィジュアル・パーシュート予選に出場した天野勇(神2)

1日目はまず女子3㌔インディヴィジュアル・パーシュート予選が行われ、石田が出場。5位と3秒以上の差をつけ4位でゴールし、3〜4位決定戦に駒を進める。自己ベストを更新した石田だったが「1〜2位決定戦に出場したかった。表彰台にのる為に明日は何としても勝ちたい」(石田)と試合を振り返った。
予選を勝ち上がった石田は翌日の3〜4位決定戦に出場。勝利への執念を燃やし挑んだが、終始相手にリードを許し4秒以上の差をつけられ敗北を喫した。予選のタイムと比べても4秒ほど遅れをとり、悔しさを露わにした。

午後から行われたタンデムスプリントには前田と谷口が出場。日々の練習の成果を発揮し、阿吽の呼吸でレースを走り切ったが、惜しくも9位でゴール。入賞にはあと1歩届かなかった。「1年間の集大成となる大会で、自己ベストを目指したが、悔いが残る結果となった」(前田)と試合を振り返った。

タンデムスプリントに出場した前田(商3)と谷口(商3)

最終日は女子オムニアム決勝が行われ、石田が出場。スクラッチ7.5㌔では4位と好スタートを切るも、続くテンポレース7.5㌔では集団落車に巻き込まれてしまい、左膝に怪我を負ってしまう。辞退者も相次いだ中なんとかプレーを続行し、続くエリミネーションでは3位と好成績を記録。この時点で全体のポイント数は3位であり、最終レース次第では表彰台も狙える位置に着くことができていた。そして迎えた20㌔ポイントレース、他選手と競り合い4位で終えたものの、総合結果ではわずか3ポイントの差で表彰台を逃してしまう。試合後「最低限表彰台に乗りたいと思っていたが、自分の弱さが感じられた」と語った石田。次戦となるインカレロード競技ではメンタル面での成長を見せ、表彰台を目指す。

女子オムニアム決勝に出場した石田(商1)

3日間に渡って行われたトラック競技、全員がベストを尽くしたものの、期待された成績を残すことはできなかった。次戦となるインカレロード競技、4年生にとっては最後の全日本インカレとなる。各々が技術に磨きをかけ、「チーム同志社」でさらなる高みを目指す。(大嶽悠雅、黒田周良、西川有人、林康陽)

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