フェンシング部
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【フェンシング部】個々の活躍見せつける

4月15日から17日にかけて駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて、第3回全日本学生フェンシング・カップが開催された。

初日の種目フルーレでは、田中(経4)柏原(商3)大野(商2)中垣(スポ1)伊藤(商4)宮下(社3)が予選通過し、本選へと駒を進めた。エペでは宮川(スポ4)西村(商2)松本(商1)、サーブルでは小山(法3)成田(スポ4)坪本(心理4)吉田(心理3)が予選を突破。

田中15位、柏原22位、宮川17位、小山20位、吉田19位となり今回の結果から、全日本選手権への出場が決定した。

本戦に出場した柏原。1試合目では、取っては取られての繰り返しであったが、後半にかけ積極的な攻めにより15-12で勝ち進む。次の対戦でも点数の差が開くことはなく12-12と接戦を繰り広げるも13-15で敗退。

去年3位を獲得した田中にとってプレッシャーを感じながら挑んだ本大会。難なく予選を通り抜け、始まった本戦。ベスト16を決める対戦では、先制をとっていたが、途中同点にまで追い上げられる状態になった。しかし後半、連続で3点を奪いかえし15-12で勝利。次の対戦では、相手に圧倒され、点を取られつづけ差は段々と開いていく。相手の勢いは止まる事なく15-6で試合終了。「体力面が1番心配で、なるべく消耗しないような戦い方を意識したんですけど、ガス欠で負けた」と語った。結果は15位に終わる。

主将の田中

予選を全勝で収めた宮川。トーナメント戦初戦はシードとなり二戦目から出場した。迎えた本戦。立ち上がりから順調に相手を抑える。見事15-9で勝利。しかし、続くベスト16を決める試合で疲れが出始める。相手に先制を許し、その後も得点を取られる状況が続く。「疲れもあり動きが単調だった。アタックが苦手で追いつけなかった」(宮川)。7-15で敗北を喫する。17位で幕を閉じた。

男子エペに出場した宮川

昨年度の同大会、予選で一勝も叶わなかった吉田。今大会では、予選を全勝で突破するという活躍を見せる。トーナメント戦に駒を進めた。15-12で1戦目を勝利で収めると、続く2戦目。惜しくも11-15で敗戦。「1勝はしたいと思っていた。まさか予選で全勝できるとは思っていなかった。一生懸命得点を取ろうと思って挑んだ」(吉田)。結果は19位に終わった。

男子サーブルに出場した吉田

多くの選手が活躍をした今大会。選手の個々の成長が多く見られた。4月に新入生を迎え、新体制となった同志社大学フェンシング部。今後のさらなる飛躍に期待したい。(文責・撮影 大久保りんか 井出菜月)

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