フェンシング部
HEADLINE

【フェンシング部】エペ個人宮川準優勝、団体男子女子ともに3位獲得!

 10月20、21日に第71回関西学生フェンシング選手権大会・エペが大山崎町体育館(京都府)で開催された。1日目に個人戦と2日目に団体戦が行われた。男子個人で宮川(スポ4)が準優勝を果たし、団体戦では男子女子ともに3位を獲得した。

 1日目に行われた個人戦。女子準決勝進出をかけた試合では、本大会の優勝者との対戦。試合序盤、松本(商1)は順調に点数を稼ぎ、10-5で大きくリード。しかし、その後相手の流れに飲み込まれ、最後の一本を取り切れず14-15の僅差で負けてしまった。「ベスト8の勝負で負けてしまったからとても悔しい」(松本)。

点を取る松本

 男子3回戦では、宮川vs古橋(スポ3)の同志社同士の対決が繰り広げられた。序盤は古橋がリードしていたものの、宮川の6連続得点で点差を埋め巻き返す(8-6)。そのまま点差は埋まることなく15-11で宮川の勝利。「部活では古橋がいつも勝っていて当たりたくなかったけど、全力でぶつかり合えたからよかった」(宮川)。

お互いを讃えあう宮川(左)古橋(右)

 宿院(商4)は試合後半6連続得点し、15-4で快勝した。このまま勝ちたい4回戦。宿院は相手の流れを断ち切れず、7連続失点、6-15で敗北。宮川も試合中盤まで相手の流れに飲まれるも7-11、6連続得点で15-13で勝利し、勢いそのままに決勝まで駒を進めた。

トーナメントの当たりが悪く疲れがたまっていたという決勝戦。点を取られては取り返すという両者ともに一歩も譲らない状況が続くも4-3、相手の追い上げにより5-7と逆転される。このまま負けてられないと4連取し挽回する(9-8)。その後の接戦の末、14-14の一本勝負までもつれ込む。緊張の一本、宮川は相手の攻撃を許してしまい、14-15で準優勝を獲得した。「今までの最高成績を更新できてうれしいが、正直勝てる試合だったので勝ちきれなかったのが悔しい」(宮川)と振り返った。

突きを決める宮川

 女子団体戦に松本、伊藤(商4)北山(経1)西脇(文2)が出場。

 1戦目は朝日大。松本が先制を奪い、安定した実力を見せ45-33。

 2戦目は強豪校の関学との対戦。序盤からリードされる展開ではあったが、粘り続ける同志社。中盤では17-20と3点差まで縮め勝利を狙う。しかし、相手の勢いに負け38-45で試合終了。「昨日の個人戦で悔しい思いをしたので今回はせめて入賞できるように頑張ろうと思ってました」(松本)。

 続いた3戦目では接戦を繰り広げた立大との戦いだった。4ターン目を同点で終え、バトンをつなぐも、相手に逆転を許してしまい23-25となる。そのまま相手にリードされる状況が続き34-30で回ってきた伊藤のターン。失点を抑えるべく、果敢に攻め続け37-40で3点リード。最終松本の突きにより45-41で勝利し3位入賞の結果を収めた。「3点差とかでリードしていたので二人がすごい引っ張ってくれた。応援の人達も落ち着いていいよ勝ってるからと言ってくれたので自分なりにもいいプレーができた」(松本)。

 男子団体には、宮川、宿院(商4)古橋(スポ3)税所(商1)が出場。

 初戦は龍大との対戦。常にリードし、ペースを緩めることなく勝利。(45-30)

 続く朝日大との戦い、序盤から相手のペースに飲まれてしまう。どんどん点差を離されてしまうも、なんとか流れを変えようと積極的に挑む。しかしながら36-45で惜敗し、3位決定戦へ。

 立命との対戦では、常にリードをした状態で余裕のあるプレーを見せた。終盤に11点の失点を許すも宮川がカバーし45-38で白星をあげた。(3位)「朝日でこけたのが痛かった。初速から悪くてペースをズルズルひきづってしまったのですが、最後の最後(立大戦)で勝ち切れてよかったです。高校時代の知り合いとだったので楽しんでできたと思います。」

エペチーム

 フルーレ、エペともに好成績を収めた同志社。22、23日のサーブルでも好成績を残してくれるのではと期待がかかる。

(文責・撮影:平沼栞、大久保りんか) 

男子個人

宮川-準優勝

宿院-7位

古橋-9位

西村-39位

角岡-40位

税所-44位

団体戦-3位

女子個人

松本-8位

団体戦-3位

ページ上部へ