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【フェンシング部】インカレ終幕!4年生引退へ

全日本学生フェンシング選手権大会が大山崎町体育館にて開催された。最終日に女子サーブル団体、男子エペ団体が出場した。男女ともに1回戦敗退の成績でインカレの幕を閉じた。

見守る山下、田村(商1)

女子サーブル団体、日体大との対戦。先制点を奪ったのは山下(法4)だった。中盤には、点差が16-25までに広がり厳しい状況が続く。小山(法3)により9ポイントと大量得点。主導権を自分たちのものへと前に前に進み続けた。後半は、チーム全員が勢いをつけ果敢に攻める。37-40と接戦が繰り広げられ、小山に繋いだ。相手がリードしている状況に、小山の突きが決まり続け、一本勝負へと突入した。プレッシャーのかかる一本を制したのは、相手チーム。悔しい表情を見せながら仲間の元へと戻った。引退を迎える山下は「最初の立ち上がりがうまくできなかったけど、後半からみんなで追い上げていけてチームとしてはいい役割を果たしながらできたかなと思う。悔しいけど、楽しかった試合でした。これからももっと伸びていく後輩たちなので来年のリーグ、カンカレ是非とも優勝してもらいたいです笑」と悔しながらにも、後輩への思いを語った。

ガッツポーズする山下

続く男子エペ団体、法政大との戦いが始まった。積極的に脅かすも、圧倒的な実力を見せつけられなかなか得点へとつながらない。試合運びが相手の有利な方へと進んでいき、危うい展開が繰り広げられた。相手の繊細な攻防を打ち破ろうと攻めるも、最終的に相手のポイントとなり、差が開く。終盤にかけ、段々と勢いがついていくも、相手の得点には及ばない。チーム一丸となって諦めずに戦うも30-45で試合は終了。残念ながら1回戦敗退という結果に終わった。宮川(スポ4)は「相手の作戦通りになってしまったので試合を動かせなかったのは自分たちの課題かなというふうに思います。気持ちは、今まで通り勝つことだけに集中して、最後だからという特別な想いはなかったですけど正直勝ちたかった所ではあります」と無念を語りつつ、冷静に振り返った。

男子エペ

6日間にわたるインカレが幕を閉じた。各種目で4年生がチームを引っ張り、これまでにも様々な快挙を成し遂げた。同志社フェンシング部に新たな歴史を刻んだ。愛するフェンシングと向き合ってきた彼らの勇姿は、見る者に感動を与えた。先輩たちの想いは後輩へと受け継がれ、新チームへと繋がれる。さらなる成長を遂げたフェンシング部に期待がかかる。【大久保りんか】

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