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【フィギュアスケート部】インカレ女子SPを笑顔で滑り切った

第96回日本学生氷上競技選手権大会

 1月6日、ALSOKぐんまアイスアリーナで第96回日本学生氷上選手権大会女子7・8級SP(ショートプログラム)が行われた。大関凜花 (経3)、泉凜佳(生命2)、前野百花(商1)が出場。全選手が初めてのインカレとなったが堂々の演技を披露した。

滑り始める前野

 1番滑走で登場した前野。「シェルブールの雨傘」のゆったりとした曲調に合わせて演技を開始した。全身を大きく使い、しなやかなスケーティングを披露。全てのジャンプを着氷させるなど大きなミスなくまとめ上げ、43.81点の20位でFS(フリースケーティング)に臨む。「緊張していたが、先生の言葉や先輩たちの応援で楽しんで滑ることができた」(前野)と自身の演技を振り返った。

ポーズを決める泉

 11番滑走では泉が登場。「ベストを尽くそう」(泉)と意気込み、演技をスタートさせる。3回転サルコウでミスがあったが、足替えコンビネーションスピンで最高評価のレベル4を獲得。華麗なステップでも観客を魅了した。37.22点をマークし、26位。上位24名が進めるFSにあと一歩届かなかった。

笑顔で演技する大関

 同志社からは最後、14番滑走で大関がリンクに立った。過去2回のインカレで演技することが叶わなかった大関。「3度目の正直。せっかくだから楽しみたい」(大関)と笑顔で演技をスタートさせた。冒頭、高さのある3回転ループを着氷させるとスピンでもレベル4を獲得する。スピード感あふれる演技を披露し、自己ベストを更新する48.96点をマーク。15位につけた。自信がついてきたというFSで巻き返しを狙う。

 初めてのインカレながら、堂々と滑り切った3選手。SPでの好演技は、さらなる成長を後押しするための礎となるだろう。(矢部彩香)

 

 

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