8月12日、滋賀県立アイスアリーナで、げんさんサマーカップ2022(2日目)が行われ、Jr女子②の部に嶺川朋那(文情1)・廣冨さくら(法1)・早川芙季(グロ地2)・岡本花凜(文1)が出場した。
5番滑走の嶺川は「白鳥の湖」に合わせて演技をした。冒頭、滑らかな滑りで流れに乗ったと思われた。しかし、ジャンプの抜けや転倒などにより乱れてしまい、勢いを戻すことができないまま終了した。彼女に笑顔はなかったが、しなやかな体の動きが印象的な演技だった。
10番滑走の廣冨は「I like it」での演技。最初のジャンプで流れに乗り、曲のリズムに合わせキレのあるステップを見せた。彼女の演技で印象的だったのは、表情と堂々とした姿だった。
審査員だけでなく観客にも視線を送り、笑顔を振りまく姿は自信に満ちており、赤の衣装がより一層彼女の魅力を引き立たせていた。今後の彼女の活躍に期待したい。
23番滑走の早川は「Rivers Flows in You」での演技。演技前には入念にジャンプを確認する姿が見られた。しっとりとした音楽に合わせた落ち着きのある演技で、身体の細部まで意識を渡らせ、丁寧に滑り切った。
24番滑走の岡本は「前奏曲とアレグロ」での演技。身のこなしが滑らかで、壮大な音楽に合わせてリンクを大きく使い観客を魅了した。終始、笑顔で楽しそうな様子が印象的だった。
4人とも、残念ながらフリーには進むことができなかったものの堂々とした演技で見る人に感動を与えた。彼女たちの今後に期待したい。(文責:古川亜依、撮影:橋本さくら)