サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】最終節を黒星で締める

 8月14日に行われた第100回関西学生サッカーリーグ1部第11節(延期分)。vs大体大戦、同志社は2-3で敗北。

 スタメンにはGK波多野(スポ1)、DFに小池(法4)、川口(商3)、金沢(スポ2)、山脇(社4)、MFに仙頭(経4)、中里(スポ2)、長坂(スポ4)、鹿取(商1)、FWに東(神4)、岩岸(商4)が起用された。

スタメン写真

 曇り空の不安定な気候の中、試合は始まった。秋リーグでのインカレ出場権獲得に加わるべき、なんとしても勝利したい最終節。リーグ2位の強豪に勝利したい同志社イレブンは、序盤から積極的にボールを追いかける。

 前半序盤、大体大の球際の激しさに同志社は苦戦し、なかなかチャンスを作れない。最初のチャンスが訪れたのは、前半27分のコーナーキック。小池が蹴ったボールを頭で合わせるも、枠を大きく上にそれる。スコアが動かない中、均衡が破れたのは前半30分。大体大のペナルティーエリア外からの強烈なシュートをいったんははじいたものの、押し込まれ、痛い先制点を許す。(0-1)この失点について小川コーチは「組織が崩れていたわけでなく、こじ開けられたゴールだった。準備のところで甘さが出てしまった」。と振り返った。その後はサイドを中心に反撃を試みるも、なかなかボールを収めることが出来ず、チャンスを作れないまま前半を終えた。

 
 なんとしても追いつきたい後半戦。すると後半9分、國府田のサイドでの粘りからグラウンダーのクロス、最後は東がパスのように正確なシュートを、ゴールの左隅に沈めた。(1-1)

アシストを決めた國府田


 後半は何度もゴール前に迫り、一進一退の攻防を繰り広げる同志社イレブン。しかし後半20分、こぼれ球からのクロスから勝ち越しゴールを許してしまう。(1-2)その後、2失点目以降は主導権を握られ、後半30分、立て続けに相手の3点目。(1-3)それでも諦めず、選手の交代を積極的に行い、猛攻を仕掛ける同志社。ゴール前での軽快なパス回しからチャンスを多く作る。すると、後半アディショナルタイム、土壇場で得たフリーキックを國府田がゴール左隅に直接決める。(2-3)しかし、そのまま試合は終了、最終節を黒星で締める結果となってしまった。

積極的に攻める久世


 インカレ出場を目指すチームにとって、春リーグは悔しい結果となって幕を閉じた。しかし、1部残留の可能性がある順位に着けており、秋リーグ次第では十分巻き返しを図ることが出来る。秋リーグまで準備期間は約1カ月。小川コーチは、「複数人が絡んだチームとしてのゴールを増やし、得点力を上げていきたい」と来季の意気込みについてコメントした。秋リーグでの逆襲を誓い、アグレッシブなサッカーをさらに磨くべく練習に励む。

(文責・大嶽悠雅、写真・浅川明日香)

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