フィギュアスケート部
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【フィギュアスケート部】3人の貴公子が全日本選手権出場を決めた!

10月27日から30日にかけて、京都アクアリーナで第48回西日本フィギュアスケート選手権大会が行われ、選手権男子に小林隼(スポ1)・本田ルーカス剛史(スポ2)・森口澄士(商3)が出場。それぞれ8位・5位・3位と健闘し、全日本選手権出場を決めた!

森口①

  10月28日に行われたショートプログラム。最初に登場したのは全日本ノービス選手権で初優勝した高橋星名が憧れの選手としている森口だ。

森口②

フレディー・マーキュリーが着用していたイエローバックルジャケットから着想し作ったいう派手な黄色のジャケットでリンクに登場。「とても派手で大大大好きな衣装で着用するととてもテンションが上がります。中もしっかりノースリーブです」(森口)。

森口③

『Breakthru』の曲が流れると、曲調に合わせた緩急のあるスケーティングでリンクを舞い、会場を森口の色に染めていく。冒頭のジャンプを綺麗に着氷させると、その後も軽やかなステップを見せフィニッシュ。SPを3位で終える。

森口④

 次に登場したのは今年から同志社の仲間に加わった小林。

小林①

本番前は緊張が見えたものの『it’s gonna be alright』が流れると一転。爽快感のある軽やかなステップとキレのある動きで会場を魅了。今季ミスが目立ったジャンプを全て着氷させるとフィニッシュまで滑り切り、SPを9位で終えた。

小林②

最後に登場したのは高いジャンプ力を誇る本田だ。4回転に挑戦したもののジャンプが定まらない苦しい時間が続く。

本田①

だが、深いエッジの効いた滑らかなスケーティングや長い手足を使った滑りを披露。ジャンプをカバーする見事な演技を披露したものの終了後には悔しい表情を浮かべた。

本田②

「練習通りが出てしまった感じです。色々練習を変えてみたり、試行錯誤しているのですが、まだ正解に辿り着いていません。今後はこのようはことがないよう練習をしっかり積みたいです」(本田)と述べ、7位でSPを終えた。

本田③

続くフリースケーティングは10月30日に行われた。

 最初に登場したのは、SPでジャンプを全て着氷させた小林だ。演技前半にはジャンプの着氷時にバランスを崩し手をついてしまったものの、修正し、『オペラ座の怪人』の曲調に合わせた緩急のある柔らかいスケーティングを披露。

小林③

曲のテンポが速くなるにつれスピードを徐々に加速させ勢いのある滑りを見せた。終盤では疲れが見えたものの力強い覇気のある演技を見せフィニッシュ。FSを7位で終え、総合8位を獲得。見事全日本選手権出場を決めた!!

小林④

次に登場したのはショートプログラムでは怪我の影響もあってかジャンプのミスが目立った本田だ。演技前落ち着いた表情を見せると、昨日のミスを修正し冒頭の3lzを綺麗に着氷させる。

本田④

次々に高さのあるジャンプを決めていき圧巻の滑りを見せた。さらにスピンやステップを丁寧に演じ会場を魅了。FSを3位で終え、総合5位を獲得。小林に続き、本田も見事全日本選手権出場を決めた!!

本田⑤

最後に登場したのは前回王者森口だ。冒頭にはスピード感のあるトリプルアクセルを着氷させると、スケールの大きい気迫あるスケーティングを披露。手をつくミスが重なったものの雄大で壮大な演技を見せつけ、最後までエネルギッシュに演じ切った。

森口⑤

「めちゃめちゃ悔しいんですけど、全日本は後半グループで滑れると聞いて少し安心しました。全日本では強化選手に入れるように、スピンやステップも入れて全部を通す練習をして、体力もつけてノーミスでできるようにしっかり練習を重ねたいです」(森口)と述べ、FSを4位で終え、総合3位を獲得。森口も見事全日本選手権出場を決めた!!

森口⑥

選手権男子に出場した同志社選手3人全員が全日本選手権出場を決めた。今回出た課題点を残り1ヶ月半で修正し、全日本選手権でも輝かしい成績を残してくれるであろう貴公子たちに期待を寄せる。(文責:橋本さくら・撮影:清水葉月)

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