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【フィギュアスケート部】シーズンの集大成で全15選手が奮闘

 3月18日、京都アクアリーナで第70回京都府スケート選手権大会が行われ、全15選手が出場。B級成年男子では田中薫、B級成年女子では松井澪、選手権女子では泉凜佳がそれぞれ優勝を果たし、D級成年女子に出場した小川凜乃が準優勝、A級成年女子に出場した中村茜理が3位入賞、選手権女子では加藤日向子が2位入賞を果たし、それぞれが実力を発揮し今シーズンを終えた。

 8時から始まった今大会、最初に行われたのはE級、D級成年男子。それぞれ北村心、伊夫伎健心が出場。両選手先日行われた関西フリーでの滑りから成長を見せた丁寧なスケーティングを見せた。

軽快なステップを見せる北村心(新文2)
丁寧な滑りを見せた伊夫伎(新文3)

 次に行われたE級成年女子には倉橋惟春が出場。笑顔が印象的な柔らかい滑りで観客を魅了した。

柔らかな滑りを見せた倉橋(新文2)

 D級成年女子には最多の5選手が出場。最初に登場したのは石井愛海。全身を大きく使った優雅なスケーティングを見せた。次に登場した松崎愛歩は持ち前の長い手足を使った伸びやかな滑りを披露。続いて登場した沖田英里、後藤花怜も繊細な滑りを見せた。全員が思い思いのスケーティングを見せる中、結果を残したのは小川。表情豊かにパワフルな滑りを見せ、準優勝を手にした。

笑顔で滑り切った石井(新文2)
伸びやかな滑りを見せる松崎(新経3)
優雅な滑りを見せる沖田(文3)
柔らかなスケーティングを見せた後藤(法3)
安定した滑りを見せ準優勝を果たした小川(新文4)

 続いて行われたB級成年男子、男子には田中、松井が出場。インカレ、関西フリーと成長した演技を見せ続けてきた田中が集大成の演技を見せ、出場1人の中優勝を果たした。一方、松井も落ち着いたスケーティングで安定感を見せつけ、優勝を手にした。

集大成の滑りを見せた田中(心理卒)
指先まで意識した丁寧な滑りを見せた松井(新社3)

 A級成年女子、ジュニア選手権女子には中村茜理、岡本花凜が出場。両選手とも関西フリーに引き続き大学入学後の初シーズンにも関わらず堂々のスケーティングを見せ、中村が3位入賞を果たした。

体全体を使い滑り切り、3位入賞を果たした中村(新商2)
明るい表情で滑り切った岡本(新文2)

 最後に行われたのは3人が出場した選手権女子。3選手中1番に登場した加藤はジャンプやスピン、ステップをテンポよく要所要所できっちりと決め、3位入賞を決めた。主将・大関も、ジャンプで転倒した場面もあったもののスピンでレベル4を獲得し、入賞とはならなかったが4位に着けた。また、大学入学後初シーズンの泉も序盤から3回転サルコウー2回転トーループのコンビネーションジャンプを決め、また最後のスピンではレベル4を獲得するなど奮闘し、優勝を果たした。

完成度の高いスケーティングを見せた加藤(新社3)
貫禄ある滑りを見せた大関(新経3)
優勝を果たした泉(新生命2)

 インカレ、関西フリー、そして今大会と今年に入ってからも多くの試合をこなし、選手たちの長いシーズンが終わりを迎える。数々の試合で得た経験を生かし、次のシーズンでもさらなる飛躍を遂げてくれることを期待したい。(文責・撮影:藤本知優)

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