サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】勝利で公式戦初戦を飾る!

 3月17日に行われた京都府選手権準々決勝。Vs京大。試合は1-0で勝利を収めた。

 スタメンにはGK波多野 (スポ2)、DFに真田(スポ4)、廣島(社3)、雨宮(社4)、小山(法3)、巽(法4)、MFに戸坂(経4)、志知(商4)、杉山(スポ1)、鹿取(商2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

果敢に前進する鹿取

 遂に迎えた今季初公式戦。約4か月間の準備期間を経て新チームが始動した。春の到来を感じさせる穏やかな気候の中、試合はキックオフ。同志社は序盤から相手陣地に攻め込み、チャンスを多く迎える。早速前半2分にはコーナーのこぼれに反応した鹿取がシュートを放つも相手DFにブロックされる。

 果敢に攻撃を仕掛けるも得点を奪えない中、先制したのは同19分。鹿取が左サイドからカットインしパス、最後は馬場啓(文情2)が冷静に流しこみ、先制に成功した。(1―0)このゴールについて小川コーチは、「昨シーズンからの課題だった得点力不足の解消方法は、やはり組織で点を取るということ。それが現れたゴール。」とコメント。複数人数が絡んだ得点は今年のチームでもキーワードとなる。

得点を決めた馬場啓(写真中央)

 先制点を皮切りにさらに勢いを増し、決定機を連発。同35分、左からのクロスを志知がダイレクトで合わせるも、バーに直撃する。45分、馬場啓が右サイドからカットイン。距離がある中ミドルシュートを放つも、キーパーが触りポストを叩いた。いずれの好機も決めきれないまま前半を折り返す。

 エンドが変わって後半がスタート。追加点を取り、更に試合を優位に進めたい同志社は序盤から果敢に相手陣地に攻め込む。選手交代を積極的に行い、攻撃の活性化を図った。交代で入った武井(商3)らがチャンスを作るが、いずれも決めきることは出来ず、決定的な優位をつけることは出来ない。

ボールを運ぶ武井

 すると今度は逆に京大の猛攻が始まる。31分には京大のシュートがネットを揺らす。オフサイドの判定にはなったものの、選手たちは互いに「もう1回気持ち入れろ!」と檄を飛ばした。あわやというシーンも見られたが集中を切らさず1-0で勝利。公式戦初戦を勝利で飾った。

 小川コーチは試合を振り返り、「去年4年生が多く、そこがごっそり抜けたというところが出た試合。今年は1からチーム作りをしなければならない。」とコメントした。次戦は準々決勝で京都先端大を6-0で下し、高い攻撃力を見せつけた立命大。勝利すれば京都府選手権決勝に進むことができるだけでなく、京都FAカップへの出場も決定する。「去年天皇杯に行けたからこそ意識はしている」(小川コーチ)。京都FAカップで優勝し、2年連続天皇杯出場を目指す同志社イレブン。まずは目の前の京都府選手権を一戦必勝で戦い抜く。

(文責:大嶽悠雅 撮影:浅川明日香)

◆インタビュー◆

公式戦初戦を飾った杉山(スポ1

ボールを受ける杉山

ーー今日の試合を振り返って

 大学練習参加して、一発目の公式戦ということで硬い部分もあって、途中で交代しちゃったんですけど、自分では納得いかないことがあったっていうのと、テンポ感にも徐々に慣れてきて、どんどん前に進めるようになったのでよかったと思います。

ーー公式戦初戦の感想を教えてください。

 自分緊張しいなので、緊張して固くなっちゃったかなと。次から機会与えられれば、してやろうという気持ちもあるので、もう緊張しないと思います。

ーー次に向けて

次も出れるとは限らないですけど、次も出してもらえれば、試合でいいプレーをするだけじゃなくアシストとかどんどん数字で残して、どんどん前に出て点を取れるプレーをして、自分が満足できるプレーをして勝ちたいです。

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