準硬式野球部
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【準硬式野球部】屈辱の大逆転負け喫す

TEAM R H E
同志社 13
神戸大 X

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ

 3月17日、わかさスタジアム京都で令和5年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ第2節2回戦が行われた。同志社は神戸大と対戦し、7-8で敗戦。一時は6点あったリードを逆転され、早くも今季2敗目を喫した。

マウンドに集まり、険しい表情を浮かべる選手たち

 8回に悪夢が待っていた。「優勝するためには国公立大相手に4勝がマスト」(井筒・新スポ4)と語っていた中でまさかの大逆転負け。「采配をしているこっち側に全責任がある」(井筒)。6点リードの8回裏に一挙7失点。後手に回った継投が裏目となり、神戸大に痛い黒星を喫した。
 この日先発マウンドに上がったのは、リーグ戦初先発の吉田(新理工4)。本来登板予定だった北口(新経3)が登板を回避したことで先発マウンドが巡ってきた。「あまり先発経験がないので入りを意識した」(吉田)。四球で出塁こそ許したが、序盤3回は無安打投球。4回に連打を浴び失点するも、4イニングを最小失点で投げきり上々の初先発となった。

先発し4回1失点の投球を見せた吉田

 2番手で5回から登板したのは中川(新スポ3)。持ち前のテンポのよい投球でほぼ完璧な投球を見せる。しかし、普段は短いイニングが主戦場の中川。4イニングス目の8回に神戸大打線に捕まった。四球と不運な安打、フィルダースチョイスで満塁とされると、四球を挟む3連打を浴び5失点。ここで継投し、代わった杉浦(新理工2)も流れを止められず逆転を許した。「結果論にはなるが早めに代えるべきだった」(井筒)。采配を振るう井筒は全責任を背負った。
 序盤から一方的な試合展開だっただけに想像しがたい8回の悪夢。まさかの大逆転負けに同志社ナインは動揺を隠せなかった。

復調の気配を見せた向久保(新商4)

 それでも計13安打を放ち7点を奪った打線は好調。不振にあえいでいた向久保にも2本の安打が飛び出すなど明るい材料も多い。「もう切り替えて、気落ちせずに1試合1試合目の前の試合を大事にしていきたい」(井筒)。リーグ戦も残すは6試合。次のステージに進むためにももう負けるわけにはいかない。顔を上げ、再び前へ歩み出す。(文責:丸山潤一郎、撮影:髙橋惇太)

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