サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】「若林のFKで同点に追いつく」

令和5年度関西学生女子サッカー秋季リーグ第1節

 9月9日に大阪教育大学サッカー場で関西学生女子サッカー秋季リーグ第1節が行われた。同志社は大教大と対戦し、1-1で引き分けた。

 4回生にとっては最後となるリーグ戦。目標の一部リーグ昇格に向け、若林組は再始動した。
 序盤はお互いに互角の戦いを披露した。試合が動いたのは前半24分。MFからのパスボールを奪われ、細かい足捌きでペナルティエリアに侵入される。一度はクリアしたものの、セカンドボールを奪われ空いた左サイドへサイドチェンジ。最後は1枚交わされてシュートを放たれ、先制を許した。まず、同点に追いつきたい同志社。オフェンスとディフェンスの切り替えを早くして攻撃の糸口を探る。同32分、GK川田(法3)からのゴールキックを梶(政策3)が足元で抑えると滋野(理工1)にボールが渡る。細かいタッチで相手を交わし、梅田(スポ1)にパス。そのままシュートを打つも枠外に外れた。同34分にも若林(文情4)からのクロスが上がるも相手のディフェンスに阻まれる。
 前半戦は失点を許すも得点の機会を多く作り、ボールの保持率も高かった同志社。逆転するべく後半戦に折り返す。

スローインする柚木崎(スポ2)

 後半戦が始まると同志社は前半戦の勢いと同様にゴールに迫る。
 後半22分、同志社の厳しいプレスが功を奏し相手GKが反則。絶好の位置でFKを獲得した。フリーキッカーは主将若林。コースを見て、蹴り抜いたボールはゴールネットに吸い込まれ同点に追いついた。その後もCKを何度も獲得し、ゴールに迫るも決め切ることができず、試合終了のホイッスルが鳴った。

FKを成功させる若林

 結果1-1で大教大相手に勝つことはできなかったが、春季リーグ戦で負けた借りを返すことができた同志社。若林も「攻撃も守備も焦らず、自分たちの形で試合を進められて良かった」と話した。日々成長を遂げている彼女たちの戦いはこれからだ。(文責・駒嶺錬、写真・久岡悠人)

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