関西学生女子サッカー2部春季リーグ戦
6月9日に同志社大学サッカー場で関西学生女子サッカー春季リーグ第6節が行われた。同志社は関学大と対戦し、0-3で敗北。後半戦でリードを広げられ、勝ち点を逃した。
試合開始直後から始まった相手の素早いパス回し。前半3分、空いた左サイドからドリブルで抜けられ、ゴールに迫られる。同13分岩井(文情2)からのスルーパスで梅田(スポ2)にボールがわたり、CKを獲得。一度はGKに防がれ、こぼれ球に反応したCB西尾(スポ4)がハーフウェイラインからミドルシュートを放つ。しかし、好機を活かすことができない。前半21分、松本(文情3)のロングパスでサイドチェンジ。柚木崎(スポ3)が足元トラップで抑え、ドリブルを駆使しファーへクロスをあげるも相手DFに防がれた。両者競った試合が展開され前半終了間際、自陣のミスから相手にボールを奪われ、シュート。前半で1点を奪われた。得点のチャンスで決めきれなかった同志社は0-1でハーフタイムを迎えた。
巻き返しを図りたい後半戦。ボールを序盤から同志社がキープし、徐々にラインをあげていった。後半5分、細かいドリブルで梶(政策4)が相手選手を抜き、ペナルティエリアまで侵入。梅田がシュートを放つも相手のキーパーに阻まれ得点にならなかった。後半戦も終盤にさしかかり、セカンドボールを相手に奪われ、そのままシュートを放たれ追加点を献上。追いつこうという一心で攻め込むも得点は奪えなかった。試合終了間際にもCKを決められ0-3で試合は終了。得点の機会はあったものの、決め切れず敗北を喫した。
「点数の差ほど実力の差はなかったと思うので今日出た課題点を克服したい」と悔しさを露わにする西尾。反省点を今後の練習で改善し、次戦こそ勝ち点を奪取する。(文責・駒嶺錬、写真・久岡悠斗)