サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】「後半に痛恨の失点を許し敗北」

関西学生女子サッカー秋季リーグ

 10月6日に同志社大学サッカーグラウンド場(京都府)で行われた関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部第5節。同志社は関大と対戦し、前半を0-0で終えるも、後半に小さなミスをきっかけに失点し0-3で敗北を喫した。

スターティングメンバー

 前半戦が始まったのも束の間、同志社は積極的にゴールに迫った。前半12分、岩井(文情2)がプレスをかけて、トラップミスしたボールを奪うことに成功。梅田(スポ2)にパスが通ると大山(経済1)とワンタッチでサイドを突破する。梅田が細かいタッチと緩急のつけたドリブルでペナルティエリア内に切り込みCKを獲得した。得点には至らなかったが、幸先の良いスタートを見せた同志社。同14分、松本(文情3)、大山、梅田の3人でまたも得点の好機を作る。松本のロングフィードが成功し、大山から梅田へボールが渡った。相手の逆をつく切れ味鋭いフェイントでDFを交わし、グラウンダーのクロスをあげるもCF陣が合わせられず無得点に終わった。その後、相手の反撃が始まる。
 同23分、高くとっていたディフェンスラインの裏を取られ先制のピンチに陥るも、主将西尾(スポ4)のファールも恐れない強気なディフェンスで絶対絶命の危機を救った。相手のパスボールのカットに成功した梶(政策4)。一度DF陣にボールを預け、パスをつなぎながら得点のチャンスをうかがった。隙を見てサイドに展開し、ボールを受けた柚木崎(スポ3)が俊足を活かし、全然へ駆け上がるも得点にはつながらなかった。前半戦は得点の好機はあったが決め切ることができず0-0で終えた。

サイドを突破する梅田

 先制点を挙げるべくチームは1つになって後半戦へ臨んだ。後半9分、細かいパス回しに翻弄(ほんろう)された同志社。スルーパスで2列目から抜け出され、数的不利な状況をつくられる。最後はGKと1体1となり、痛恨の先制点を許した。勢いに乗った関大。同15分にもDFからの縦パスと落としからスルーパスでサイドを抜け出され、失点を許した。同26分、岩井が針の穴に糸を通すような正確なパスで前線へボールを運ぶ。永野(スポ4)にボールが渡り、一度フェイントを入れてシュートを狙うも惜しくも枠外に外れた。その後、CKからのセットプレーでさらに1点を献上し同志社は0-3で敗北。勝ち点を奪うことができなかった。

フェイントで相手を抜く大山

 「前半は0であっただけでパーフェクトな試合運びだった」(奥井・学生コーチ)と選手をたたえた。試合には負けたもののサイドでの守備でボールを奪い、同サイドから攻撃を仕掛ける作戦で手応えをつかんだ同志社。来週の試合ではゴールを挙げるべく、さらに戦術に磨きをかけて勝ち点3を奪い取れ。(文責・駒嶺錬、写真・久岡悠人)

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