軟式野球部
HEADLINE

【軟式野球部】新体制初陣を勝利で飾る

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 R H E
甲南大 0 1 0 0 0 0 0 1 3 2
同志社 0 0 2 1 0 0 5X 8 8 1

2024年度関西六大学軟式野球連盟新人戦

 10月7日、寝屋川公園第一野球場 (大阪府)で2024年度関西六大学軟式野球連盟新人戦が行われた。同志社は甲南大と対戦。7回に大量得点を挙げ、8-1で7回コールド勝ちを収めた。

 大和組としては初の公式戦となった今試合。大切な先発のマウンドは鈴木(経2)に任された。「今日は5回くらいまでと決まっていたけど、しっかり投げきるつもりで試合に臨んだ」(鈴木)。初回は相手を三者凡退に抑え、好調な滑り出しを見せた。2回には先頭打者に右中間への二塁打を浴び、続く打者には四球を与え無死一、二塁のピンチを招く。その後は順調にアウトを2つ奪ったものの、センター前への安打の際の捕球ミスから先制点を献上。しかし、3、4回は相手をテンポ良く3人で打ち取り、良い流れを取り戻した。

先発の鈴木

 一方の打線は、初回から得点圏にランナーを置くもあと一歩及ばず得点を挙げることができない。それでも3回、谷村(経2)がサードへの内野安打で出塁。後続も四球、内野安打で出塁すると、相手の暴投が何度も重なり、2点を獲得。勝ち越しに成功した。

 4回には、2死から檜山(スポ2)のレフト前への打球が相手のミスを誘いそのまま2塁まで進塁。後続は、四死球でそれぞれ出塁し2死満塁とする。2番石井(経2)がライト前へのタイムリーを放ち、1点を追加。もう1点を狙い谷村が全力疾走で飛び込んできたが、得点にはならなかった。

バットを振る石井

 5回には相手に四球で出塁を許すと、そのランナーが内野ゴロと安打の間に進塁し、2死満塁のピンチを背負う。それでも最後は空振り三振で打線を切った。

 6回からは、鈴木に代わって廣田(法1)が登板。6、7回を三者凡退で抑える好投でチームを支えた。

代わって登板した廣田

 7回裏、同志社の攻撃。2番石井、3番中川(商2)がヒットで出塁し、1死一、三塁で本日はまだ当たりのない4番奥(政策2)が打席に立った。インコース低めのストレートをうまく弾き返すと、そのまま打球は伸びレフトの頭上を越え、スタンドに入る。奥の公式戦初本塁打は特大のスリーランとなり、弾けるような笑顔が飛び出した。「それまでいい打席がなかったのでビデオを見て修正して、その結果うまいことホームランになった。ほっとしている」(奥)。その後も相手のミスで得点を重ねる。最後は檜山の犠飛で8点目を挙げ、7回コールドで勝利した。

笑顔で仲間とハイタッチする奥

 新体制の大和組にとって、快調な滑り出しとなった。「今は中心選手がいない分、その日ごとにいいヒーローが出たらいいなと思うので、全員野球で頑張りたい」(大和・経2)。次戦もこの勢いをそのままに、連勝を目指して戦い続ける。(文責・大橋楓子、撮影・近藤真子)

スタメン

(一) 田中 7

(二) 石井 D

(三) 中川 5

(四) 奥 9

(五) 岡本 3

(六) 和田 4

(七) 大和 2

(八) 檜山 6

(九) 谷村 8

P 鈴木

バッテリー

(甲南大)佐伯、牧野、箱崎―藤本

(同志社) 鈴木、廣田―大和

ページ上部へ