関西学生女子秋季リーグ 2部
10月20日に同志社大学サッカーグラウンド場(京都府)で関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部 第7節が行われた。同志社は京都教育大と対戦し、攻撃陣爆発で6-0と勝利。連敗を3で止めて、2週間後に行われる最終戦に向けて勢いをつけた。
前半は同志社ボールでキックオフ。この日は、男子部員の応援を背に試合が始まった。立ち上がりから同志社ペースで展開。6分には左サイドを突破し松本(文情3)がクロスを上げる。逆サイドの永野(スポ4)が合わせるも相手ゴールキーパーのセーブにあう。その後も立て続けに攻め立てるも、1点が遠い。しかし、38分にゲームが動く。左サイドを突破した梅田(スポ2)がPA内に侵入。そのままシュートを放つと、ゴールとなり背番号10をつけるエースが待望の先制点もたらした。41分には中央を突破した大山(経1)のパスに永野が反応して得点。短い間で追加点を奪うことに成功した。前半はこのままタイムアップ。なかなか1点が遠かったが、終盤に2点を追加していい形とで前半を終えた。
後半になっても同志社の勢いは止まらない。3分にCKを獲得すると、ゴール前の混戦から最後は永野が押し込みゴール。この日2点目の得点が相手を突き離した。その後もテンポの早いパス回しで相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)。21分にクロスに右足で合わせた滋野が決めて4点目とする。26分には松本のロングパスから永野が裏へ抜け出してゴール。ハットトリックを達成した。終盤になっても順調に時計の針を進める同志社。ロスタイムは3分と掲示された。それでも勢いは止まらない。永野のパスに滋野が反応。そのままゴールとなり、ダメ押しのゴールを決めた。試合はそのままタイムアップ。6-0と大勝を飾った。
最終戦となる次節はホームで阪南大を迎える。2週間後に控える試合に向けて主将の西尾(スポ4)は「この期間にしっかり準備をして勝ち切れるようにしていきたい」と語った。ここまでチームとして成長を見せてきた西尾組。集大成となる次戦に向けて気合は十分だ。(久岡悠斗)