5月22日に同志社大学京田辺キャンパスサッカー場で関西学生女子サッカー春季リーグ第4節が行われた。同志社は大国大と対戦し、0-12で敗北を喫した。
対戦相手は昨秋引き分けで終えた大国大。目標であるリーグ上位3位に近づくため、何としてでも勝利を収めようとチーム一丸となって挑んだ。
試合開始早々、相手の猛攻に遭う。前半5分、右サイドからドリブルで攻めてきた相手選手にゴロのシュートを決められ先制点を奪われる(0-1)。同10分、13分にも裏をつかれたパス回しでDFを突破されるとそのままシュート。点差を引き離された(0-3)。苦しい展開が続く中、DF陣も粘りを見せる。巧みな足技を使いながらドリブルしてくる相手選手に若林(文情3)が体を張ったプレーでボールを奪取。何とか前に前線に持っていこうとするも、思うようにパスが繋がらない。そして同28分、ドリブルでDFを突破され、またもやゴールを奪われ前半が終了(0-4)。
流れを変えたい同志社だったが、相手の勢いは止まらない。後半3分、左サイドからパスを受け取った相手選手が足技でDFをかわしシュート(0-5)。続く同4分、7分、21分にも正面からのドリブルシュートや、右サイドからのロングシュートで一気に点差を広げられる(0-8)。しかし、同25分同志社にもチャンスが訪れる。岸田がボールを奪取するとドリブルで前に進む。そして左サイドにいる松本にパス。ゴール正面にいる木村(経4)まで繋ぎシュートまで行くもボールはゴールのわずか左に。得点にはならなかった。
DF陣の体力が奪われて行く中、相手の攻撃は止まない。同32分、33分、35分、フリーでボール受け取った選手に続け様にシュートを放たれる(0-11)。さらに、同40+1分、流れるようなドリブルからシュートを放たれ試合終了(0-12)。最後まで敵陣のゴールネットを揺らすことはできなかった。
「ここまでになる相手ではなかった」(奥井コーチ)。昨秋引き分けで終えていたこともあり、今回こそは勝ちたい思いが強かった。その分、悔しさが残る結果に。来週は大教大と対戦。今試合の悔しさを糧に大教大戦では勝利をつかめ。(文責・齋藤栄里花、撮影・家村有多)