5月2日に行われた第101回関西学生サッカー1部リーグ前期第5節。VS関学大。同志社は0ー3で敗北。今季初の黒星がついた。
スタメンには、GK波多野(スポ2)、DFに長野(スポ1)、馬場拓(法2)、廣島(社3)、國島(法3)、巽(法4)、MFに楠見(政策3)、山岡(法2)、杉山(スポ1)、前田(スポ2)、FWに渋谷(経4)が起用された。
GW3連戦の中の関学戦。昨年のリーグ優勝相手ということもあり試合前から士気が高まる。
序盤から攻め込まれ、守備に徹する時間が続く。前半31分、相手から右コースからシュートを打たれるが波多野がセーブ。続けて打たれたシュートコースも枠外に逸れ、このピンチを回避。
なんとか均衡を保ちたいが、攻撃の嵐はやまない。同37分、再び右コースから蹴り出されゴール左下に。ボールが吸い込まれ先制点を許してしまった。
守備だけでなく、攻撃も仕掛けたい同志社。43分、ボール前に上がったクロスボールに楠見が頭で反応し、ヘディングを試みる。だがコースがそれ、同点弾とはならなかった。
すると前半終了間際、さらに相手に攻め込まれる。右から相手にシュートを打たれ、弾こうとしたボールはネットの中へ。追加点を献上し前半が終了した。
0-2で折り返した後半戦。これ以上の失点を許すまいとさらに守備に力が入る。
同11分、相手にカウンターを許し、1vs1の怪しい展開が生まれる。PA内への侵入を許すも、これをGK波多野が見切り、セーブ。
その後もボールを奪っては攻め込もうとするも、終始相手に主導権を許し、点を決めることのできないまま試合終了のホイッスル。「奪いに行くというより、やられないように守るというシーンが多かった」(小川コーチ)。後半でも追加点を許し、0-3で試合を終えた。
今試合を振り返って、小川コーチは「1年を振り返った時にこの試合の負けがいいものになるかどうかは今後の選手たち次第。」と、ネガティブに捉えることはなかった。インカレ出場という目標に向かって、次の関福大戦では勝ち点を奪う。(撮影・大嶽悠雅、文責・浅川明日香)