卓球部(女子)
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【卓球部女子】全勝で龍谷大、関学大を圧倒

 5月5日、YMITアリーナ(滋賀県)で令和5年度関西学生卓球春季リーグ戦が行われた。同志社は龍谷大戦、関学大戦ともに7-0の全勝で勝利を収めた。

フォアハンドで返す本井

 午前に行われたのは龍谷大戦。

 1番手の本井(スポ3)が強烈なドライブ攻撃で先制点を挙げる。続く2番手で原田(商3)が登場。1ゲーム目を先取するも、2ゲーム目は4-11と差をつけられ点を奪われる。しかし、確実に点を積み重ね3、4ゲームを連取。結果、3-1で勝利を収めた。3番手の松島(社会4)も熱戦を繰り広げ、3-1で試合を制した。その後、ダブルスには吉井(商1)・本井ペアが出場。綿密なコミュニケーションを取り、お互いのプレースタイルを生かす試合を展開し3-0で圧勝した。その流れに乗り、5番手の吉井もストレート勝ち。6番手の竹村(商1)がしのぎを削る接戦となった。シーソーゲームの末、試合は5ゲーム目へ。激しいラリーが続く中、竹村は鋭いスマッシュで相手を翻弄(ほんろう)。勢いのあるプレーを見せ、3-2で勝利をつかんだ。その後、最終番手の三浦(商4)が3-0のストレートで快勝。

7-0で圧倒的な実力を見せつけ、龍谷大に勝利を収めた。

ガッツポーズをする吉井

 午後には関学大戦が行われた。

 1番手を任されたのは吉井。攻撃的なラリーを展開し、高速フォアハンドで相手を圧倒。攻めのプレーを見せ、先制点を決めた。2番手の原田は白熱した戦いとなった。1ゲーム目、デュースにもつれ込む展開ののち12-14で惜しくも敗北を喫す。その後は点の取り合いが続き、5ゲーム目に突入。「最後、競った時に振り切れたら勝てるという自信があった」(原田)。激しいラリーが続く中、粘りの姿勢を見せた原田が3-2で勝利を収めた。

バックハンドで返す原田

 3番手の三浦はストレート勝ちで圧勝し、ダブルスへとたすきを繋げた。ダブルスでは1ゲーム目を奪われるも、冷静に巻き返しを図る。吉井が先に攻め、本井がチャンスを仕留めるスタイルで、2、3、4ゲームを連取。その後、本井、松島、竹村が続いて白星をあげ、7-0で関学大に勝利を収めた。

ボールを打つ竹村

 2戦を7-0の全勝で勝ち切り、王者としての実力を見せつけた今試合。「中には苦しい試合もあったけどそこで勝ちきれたのはチーム全員の雰囲気が良かったからだと思う」と三浦は振り返った。これまで部員全員で1つとなり、試合を作ってきた同志社。培ってきた団結力を生かし、3連覇の夢に向け、更なる強敵に立ち向かう。(西村早智)

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