サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】昨季2部のチーム相手に勝ち点奪えず

第102回関西学生サッカーリーグ

 5月26日、大阪体育大学・人工芝サッカー場で第102回関西学生サッカー1部リーグ前期第7節が行われた。同志社は京都橘大と対戦し、1-3で敗北した。

 スタメンには、GK波多野(スポ3)、DFに國嶋(法4)、金沢(スポ4)、小山(法4)、本田(経4)、MFに馬場啓(文情3)、廣島(社4)、杉山(スポ2)、前田(スポ3)、FWに山崎(商3)、楠見(政策4)が起用された。

試合前ハイタッチを交わす選手たち

 昨季2部リーグ2位の成績を収め、今季から1部に参入した京都橘大との一戦。「いつも通り、距離感を合わせながら丁寧につないでフィニッシュに持ち込む」(望月監督)。3連敗が続き、暗雲が立ち込める中、今節こそはと気を引き締めて試合に挑んだ。

 

ボールをキープする國嶋

 開始直後から果敢に攻める姿勢を見せるも、相手DFのボール捌きをかわすことができず、ボールを安定して収めることができない。前半25分、ジャンプした際に相手とぶつかり膝を痛めた金沢が負傷退場。安定した左DFを失った代償は大きかった。鈴木(法3)が交代で出場するも、またもや不運がチームを襲う。同36分、相手FWが左サイドを駆け上がり、それを阻止した國嶋に一発退場のサイン。「自らの対応の遅れから出たファールのレッドカードだった」(望月監督)。残り半分以上の時間を残して10人でフィールドを戦い抜くことになった。

負傷退場の金沢(左)と代わりに出場した鈴木(右)

 「10人になっても、それなりにはうまくボールをつなぐことができた」(望月監督)。しかしレッドカードの代償は大きかった。同45分、ペナルティエリアへの侵入を許すと正面でシュートを放たれ失点(0-1)。ハーフタイムを挟み、1人少ない中でどうやって追いつくか、そして逆転を狙うかと戦略を練るも主導権を奪い返すことはできず。後半開始直後4分、同12分にも追加点を決められ、3点差をつけられた(0-3)。

 しかし黙って負ける戦士たちではない。同38分、ついに反撃の1発を浴びせる。本田が右サイドを中盤からかけ上げると、左サイドに構える中山にパス。持ち味の相手を翻弄(ほんろう)するドリブルで次々と相手DFを交わし、ネットを揺らした(1-3)。しかしその後追加点を奪うことはできず、1-3で京都橘大に今季初白星を与えた。

得点を決めた中山

 「ゲームとかパフォーマンス以外のところで勝敗が決まってしまい、残念なゲームだった」(望月監督)。しかし下を向いている時間はない。次節控えるのは因縁の相手・立命大だ。「気持ちも合わせながら、このチームでやるべきことを準備する」(望月監督)。1週間後に控える同立戦でベストパフォーマンスを発揮するべく調整を重ねる。(浅川明日香)

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