
第75回京都学生サッカー選手権大会
3月22日、同志社大学京田辺キャンパスサッカー場で第75回関西学生サッカー選手権大会決勝トーナメント2回戦が行われた。同志社は京都橘大と対戦し、1-2で敗北した。
スタメンには、GK祓川(新社4)、DFに鈴木良(新法4)、平田翔(新法2)、吹田(新スポ2)、渡邉(新スポ3)、MFに小野(新経3)、杉山(新スポ3)、前田(新スポ4)、羽田野(新法2)、馬場啓(新文情4) 、FWに野頼(新法3)が起用された。

前半の流れを掌握していたのは同志社。何度も決定機が訪れるも、開始直後はなかなか得点する事はできない。しかし同25分、ボールを持った野頼が華麗な動きで相手選手を交わしシュート。先制点を奪うことに成功した。その後、そのまま勢いに乗りたいイレブンは果敢に攻撃を仕掛け得点を狙う。同40分、再び野頼が足を振り抜いた。しかし、体制を崩しながら放ったボールは惜しくも相手キーパーの手に収まり、追加得点を挙げることはできない。得点は動かず、1-0で前半を折り返した。

後半も同志社が優勢な時間が続く。相手の得点チャンスが訪れるも落ち着いてゴールを守り抜いた。AT(アディショナルタイム)は4分。残り1分で試合の明暗が分かれた。AT3分、一瞬の隙を突かれ相手にボールを奪われると、そのまま同点弾を許す。完全に流れを奪われ、そのまま延長戦に突入した。

延長戦でも悪夢は止まらない。勢いに乗った相手を止めることができず、延長前半2分にダメ押しの1点を献上。焦りを見せた同志社は最後まで得点を奪えずに、逆転負けを喫した。
「一つ一つの動き出しが同志社の選手の方がワンテンポ遅れてしまっていた」(望月監督)。けが人が多く、なかなかチームの最大限の力を発揮する事は難しい。それでも、気持ちを切り替え次戦こそは必ず勝利を掴み取れ。(大橋楓子・村川愛実)