
4月13日、万博記念競技場(大阪府)で第103回関西学生サッカー1部リーグ前期第3節が行われた。同志社は関大と対戦し、0-1で敗戦。リーグ戦今季初勝利は今回もお預けとなった。
スタメンには、GK波多野(スポ4)、DFに鈴木良(法4)、平田翔(法2)、久保田(商4)、渡邉(法3)、MFに廣瀬(スポ1)、小野(経3)、西川(法2)、中山(商3)、FWに鹿取(商4)、野頼(法3)が起用された。

雨が強く打ち付ける中、試合開始のホイッスルが鳴った。試合が動いたのは前半5分。相手がドリブルで駆け上がって来た。ここでシュートを放つも追いついたDF陣が弾き返し、CK (コーナーキック)に変わる。しかし、この右CKに合わせた球がふわっと浮き、GKの頭上を超えてゴールネットを揺らした (1₋0) 。今試合も開始早々に失点し、相手に流れを渡してしまう。その1分後、再びゴール前で敵が足を振り抜いたが、ここはGK波多野の好セーブが光った。
そのまま同志社のCKとなりチャンスが続くも、相手の固い守りを崩すことはできない。同16分には自陣でパスカットされゴールを狙われるも、今回はポストが味方しなんとか追加点は防いだ。

しかし、雨に足を取られなかなか思うようなプレーができない。何度も何度もボールを持つが、相手にすぐにパスカットされ、苦しい時間が続く。同20分、相手にFK(フリーキック)を与えてしまったが弾き返し、西川が右サイドを駆け上がりチャンスメイク。それでも相手にゴール前でボールを奪われ、同点弾は一向に決まらない。そのまま相手に流れを掌握されたまま試合を折り返した。

後半も相手リードで試合が展開される。同4分には鹿取の右CKが3度続くも、ものにすることはできなかった。同34分、相手が同志社のDF陣をうまくかわし隙間から鋭いシュートを放つも、ここは少しゴールの上に逸れた。
試合は最後まで相手が主導権を掌握し、劣勢のまま進む。残された4分のAT(アディショナルタイム)でも、焦りを見せた選手たちは決定機をつくりだすことすらできずに試合終了。今回も白星を挙げることはできなかった。
次に待ち受けるは京都府選手権で敗北した京都橘大との一戦。気持ちを新たに一致団結することが必須となる。次戦こそは白星を挙げ、同志社の底力を見せつけろ。(大橋楓子、村川愛実)