バレーボール部(女子)
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【バレーボール部女子】春季リーグ戦、黒星発進

RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ戦

 4月13日にRIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ戦、対兵庫大戦が行われた。新体制となり初の公式戦だったがセットカウント0ー3で敗北。八木組の春季リーグ戦は苦しい幕開けとなった。

 春季リーグ戦に向けて、春休みに合宿や練習試合を通して実戦形式の練習を増やし、調整に磨きをかけてきたバレーボール部女子。日頃の鍛錬を発揮すべく、「必ず初戦を勝ち切ろう」(八木・法4)と意気込んで試合に入った。

スパイクを打つ

 第1セット、先制点を相手に献上するも好調な滑り出しをみせた。#1八木、#13 の攻撃が立て続けに決まる。直後、勢いに乗る八木は3本連続ですサービスエースを奪取。一気に連続得点を記録した。しかし、中盤になると勢いは減速の一方を辿る。相手の力強いスパイクを断ち切ることができない。#4岡本(社4)がセンターからのアタックを決めたり#11長井(法2) がサービスエースを獲得する活躍を見せるも流れは兵庫大側に健在。終盤でも主導権を取り返すことはできず、21ー25で第1セットを落とした。

レシーブを上げる谷口

 セットカウントを取り返したい第2セット。長いラリーをものにできず先制点を相手に許すも、直後に八木の高打点からのスパイクを含めた3連続得点で流れを取り戻す。相手も負けじと奮闘し、序盤は膠着した状態が続いた。中盤、同志社が連続得点を奪えなくなり、試合の主導権が相手へと傾く。どんどんと点差が広がる中で迎えた終盤に八木が見せた。お互い譲らないラリーを繰り広げる中、主将としての意地を見せ、相手のレシーバーを寄せ付けないスパイクで粘りの1点を獲得。「周りのスパイカーがなかなか決まらない分、自分が全て決めようと思っていたので得点できたこと自体はすごく嬉しかった」(八木)。しかし、相手に追いつくことはできず18ー25で第2セットも落とした。

 切り替えて迎えた第3セット。 八木が腕を大きく振り抜き先制点を獲得し、同志社は勢いに乗る。だが、中盤まで一進一退の攻防が続いた。#13が巧みにボールを操り得点を奪い存在感を放つも、均衡を破ったのは兵庫大。相手のスパイクをあげることができず、4連続得点を献上してしまう。広がった点差が縮まることはなく21ー25で第3セットを落とし、セットカウント0ー3で黒星となった。

狙いを定める八木

 「特別何かされたというよりかはじわじわと自分たちで自分の首を絞めていった、そんな試合になってしまった」(八木)。同志社の強みであるレシーブでの粘り・繋ぎを生かしきれない部分も多く見受けられた今試合。だが、八木は「長いラリーを取り切った側に流れがいってしまうので、繋ぎの後の最後の決め切る力をつけていかないと、連続得点は厳しい」と冷静に分析し、次戦を見据えていた。リーグ戦はまだまだ始まったばかり。修正を繰り返し、ここから2部昇格へと捲りあげる。

(撮影・河村柚希、文責・益野瑛真)

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