6月11日に行われた第100回関西学生リーグ前期第8節。対関学大戦。同志社は2-7と敗北を喫した。
スタメンにはGKに小山智(神4)、DFに小池(法4)、中田(経4)、金沢(スポ2)、山脇(社4)、MFに鹿取(商1)、仙頭(経4)、中里(スポ2)、FWに岩岸(商4)、東(神4)が起用された。
雨が降り続く中、始まった今試合。何としても連敗を止めたい同志社は、王者相手にアグレッシブなサッカーを展開する。
試合開始と同時に敵陣深くでプレーする同志社イレブン。積極的にクロスを入れ、相手のゴールを狙う。前半12分、小池から上げられた左クロスに反応したのは主将岩岸。ダイレクトでボールをゴールへと突き刺した(1-0)。流れを掴んだ同志社は立て続けに攻め続ける。そして前半22分、またもクロスボールに反応したのは岩岸。今度は頭で合わせ、追加点を獲得した(2-0)。
完全に同志社ペースで進んでいた試合だったが、前半25分、際どい浮き球をうまく処理できずオウンゴール(2-1)。同志社に暗雲が立ち込める。そして前半32分、左サイドから上げられたクロスにうまく合わせられ、追加点を許した(2-2)。
前半は両者互角の展開が続き、勝負は後半へと向かう。
気持ちを切らさず始まる後半戦は、思わぬ展開に。後半開始5分、中田がペナルティーエリアで得点機会を阻止したと判断され、レッドカード。PKも決められ、2-3となり逆転を許した。数的不利となってしまった同志社はFW東を下げ、DF小山凌(法2)を投入。関学大に広くエリアを取られた同志社は、防戦一方の状況が続いた。
そして後半21分、ペナルティーエリアまで侵入を許し、得点を決められた(2-4)。その後も、数的不利からスペースを空けられ、後半28分、30分と次々に得点を許した(2-6)。そして、試合終了直前にまたもPKを献上。落ち着いて決められ、2-7と悔しい結果で幕を閉じた。
リーグ3連敗となってしまった同志社イレブン。小川コーチは「退場が出てしまった後も僕の意思として、アグレッシブに行こうとしてくれた選手たちはやり切ってくれた」と、今日の試合を前向きに捉えた。まだまだインカレ出場に向けて、チャンスは残っている。勝利を目指し、全国出場へと突き進め。【西田雄哉】