10月15日に行われた関西学生サッカーリーグ1部第6節。vs京産大戦、同志社は1-2で敗北。リーグ連勝の波に乗ることはできなかった。
スタメンには、GKに天野(スポ4)、DFに久世、中田(経4)、金沢(スポ2)、小池(法4)、MFに鹿取(商1)、仙頭(経4)、田中(法4)、長坂(スポ4)、FWに岩岸(商4)、東(神4)が起用された。
後期リーグの折り返し地点となる今回の試合。先に歓声が沸いたのは相手ベンチだった。前半2分、左サイドからロングシュートを打たれ、そのままボールはゴール右上へ。先制点を献上する形となった。(0-1)
1点ビハインドの中でも、焦らずボールを回すことで相手の体力を徐々に削りたい同志社イレブン。ゴール前までなんとかボールはつなぐが、相手のディフェンス陣の守りは固く、なかなか得点を奪えない。
次にゴールが揺れたのは同18分、小池の左サイドのクロスから、後期リーグ初のスタメン起用となった東の力強いシュートがゴール前で放たれた。(1-1)「あの場面でクロスを選択したのは、彼を使った良さが出た」と小川コーチは評価した。
もう一点奪い、試合を作りたい同志社。後半開始間もなく、右サイドを崩し、仙頭のクロスから、鹿取がゴール前でシュートを打つチャンスが生まれる。だが、惜しくもボールはゴール上へ流れる。
互いに点を許さない試合展開が続くが、ついに同23分、均衡が崩れる。相手にカウンターでの失点を許してしまう。(1-2)その後、コーナーキックやフリーキックのチャンスを得て、果敢にシュートを打ち続ける同志社。だが、焦りが出てしまい、点を奪い取ることができないまま虚しく敗北を喫した。一度は同点に追いついたものの、リーグ上位を維持する京産大から勝ち点3を奪うことはできなかった。
次節は1週間後、残留を争う大院大との直接対決だ。「勝てば一気に抜け出しますし、負けてしまうとまた巻き込まれてしまう」と小川コーチもコメントする重要な一戦。残すところ半分となった後期リーグで、持ち前のアグレッシブなサッカーを武器に、残留争いを脱したい。
(文責:浅川明日香・撮影:大嶽悠雅)