ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】白星挙げ笑顔で終幕

 10月15日、関西学生ハンドボール部秋季リーグが武庫川女子大学第3体育館(兵庫県)にて行われた。秋リーグ最終戦の相手はびわこ大。相手の猛攻に苦戦し、窮地に追い込まれるも一度も逆転を許すことなくリードを死守し、28-26で白星を掴んだ。「笑顔で終われるように今までの集大成をぶつける」(村井)。4回生にとって最後となった今試合。全員が活躍する村井組らしいハンドボールを見せた。

円陣を組む同志社
ハイタッチをする南川(スポ3)と村井(スポ4)


 前半1分、山本(法4)のシュートが決まり先制点を挙げる。怪我により最後までポストポジションに立つことができなかった村井(スポ4)に代わり、亀山がパスを受け取りポストシュート。偏った選手でなく全員が活躍した試合展開を進めた。しかし、自陣の反則が続き、一時は4人でのプレーを余儀なくされる。窮地は相手の勢いを加速させ、前半20分から3連続得点。勢いは止まらず前半21分には同点へと持ち込まれた。相手の猛追が続くかと思われたが、榎本(スポ1)の好セーブが好機を呼び込む。固いDFをチャンスに変え連続得点。17-12と5点を離し後半に繋げた。

ポストシュートを決める亀山(スポ4)
ミドルシュートを放つ河田(スポ4)


 迎えた後半。少しの油断が敵のチャンスとなり速攻を許す。流れを渡し、後半開始わずか5分で1点差へと迫った。ハイスコアで試合が進む中、「最終戦で勝ちたいと思う意地を感じた」(村井)。全員で気持ちをひとつに最後まで逆転を許すことなくリードを続けた。「村井を試合に出す」(4回生)。怪我をした村井とコートに立つべく最後の意地を見せ相手を引き離す。村井がパスを繋ぎ28-26で試合終了のホイッスルが鳴った。

ジャンプシュートを決める飯田(スポ4)
ペナルティシュートを決めガッツポーズをする河田
勝利を分かち合う村井と飯田

 4回生全員がコートの上で喜びを分かち合い、ハンドボール人生に終止符を打った。「来年は私たちの分まで頑張って欲しい」(村井)。笑顔で終幕した村井組。全インカレ出場の夢は次世代へと託された。強みであった活気を引き継ぎさらに飛躍を遂げる同志社に期待が高まる。(長瀬来瞳)

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