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【射撃部】4年生堂々の引退

10月13日から16日、能勢町ライフル射撃場で2022年度全日本学生スポーツ射撃選手権大会が行われた。3年ぶりとなる一同に会してのインカレ。この大会をもって引退となる4年生は集大成を飾った。

女子総合団体では全国3位を獲得。団体での全国制覇を目指していたチームにとっては少し惜しい結果となったが、「全員が頑張ってくれた、本当にお疲れ様と言いたい」と主将近藤は語る。団体メンバーは饒平名(スポ4)、目羅(スポ4)、中川友(文4)、山森(社3)、平野(商2)の5人。4年生の3人にとっては大学生活最後の団体戦となった。それぞれが本選おいて着実に点を重ね、団体に尽くした結果、合計3526.3点で表彰台入りを果たした。山森はエキシビジョンファイナルでは及ばなかったものの本選1位に輝き、R3×20本選で1位を獲得した男女に贈られる末澤賞を受賞。次のチームを担う3年生として納得の結果を残した。惜しくも届かなかった全国優勝。しかし、その夢は次世代に託された。先輩の想いを引き継ぎ、全国の強豪へと挑んでいく。

的を見据える山森

男子も各種目でそれぞれが健闘を見せた。ピストルではエアピストル60発競技、ビームピストル60発競技の2種目で山口輝(生命4)、手島(グロ地4)、佐竹(スポ3)、吉村(スポ2)が本選で8位以内に滑り込み、エキシビジョンファイナルへと進出した。先に行われたのはエアピストル。表彰台独占とはならなかったが、佐竹が2位、山口輝が3位につけ競技を終えた。続く、ビームピストル60発競技。吉村が序盤から点数を着実に稼いでいき、エアピストルでの無念を晴らすように1位に君臨した。

試合後の集合写真

この大会をもって4年生は引退。皆がそろえて口にしたのは「楽しかった」という言葉だった。コロナ禍という逆境に阻まれながらも、後輩を率いてきた7人は笑顔で会場を後にした。(和泉明日菜)

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