体操競技部
HEADLINE

【体操競技部】悔いの残る西カレ

※今大会の写真はWeb上での掲載が禁止のため載せておりません。

6月3日に、第73回西日本学生体操選手権大会(体操の部)がグリーンアリーナ神戸で行われた。同志社からは男子5人、女子1人が出場。入賞することができず悔しい思いをした。

 女子からは法兼亜季(GR3)が出場。1種目目の跳馬では抱え込みサカマツを間に合わせることができず、屈伸ツカハラに変更。しかし、余裕のある跳躍ができず、好スタートを切れない。続く、平行棒でも納得のいく演技ができず前半2種目を終えた。3種目の平均棒では、完璧な立ち上がりを見せる。最後の着地を取ることができなかったが、柔軟性のあるしなやかな演技を披露。最終種目の床は着地で何度かもたつきミスが続いた。「演技を楽しむことができなかった」。合計38.832点で終了。ダイナミックな表現で観客を魅了したが悔いがの残る大会となった。

 男子からは、伊藤圭(理工3)、小山田(経3)、永谷(生命3)、伊藤陽(生命2)、山田(理工2)が出場。

 チームトップの成績を収めたのが伊藤圭。最初の種目のつり輪では、思い切った演技と力技の静止を確実に行い、10.000の高得点でスタートする。また、鉄棒では練習であまり上手くいっていなかった技を成功させた上に、最後の着地までぶれることなくまとめた。その後、大きなミスをすることなく、順調に進めていく伊藤だったが、跳馬では途中体勢を崩し落下してしまう。しかしそれでも、点数を11.550に留め、総合得点は61.700となった。

 伊藤圭に続き、好成績を収めたのが小山田だ。「昨年出られなかった全カレに出たい」という強い思いを胸に挑んだ西カレ。1種目のつり輪では思うような演技ができず、8.200に終わる。続く跳馬では、練習を重ねてきた難易度の高い新技を成功させ、12.800を記録した。また、鉄棒でも安定感、スピードのある回転を見せ、好演技を披露。総合得点は61.550と関カレを上回る点数を更新したものの、目標としていた全カレ進出は一歩届かなかった。

 全カレ進出の切符を手にすることは出来なかったが、各自関カレからの成長が見られた今大会。積み重ねてきた努力は確実に力となったことだろう。より一層磨きをかけるべく、新たな目標に向かい、また鍛錬を重ねていく。(家村有多、西村早智)

ページ上部へ