9月9日、関西学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦が京都産業大学総合体育館(京都府)にて行われた。相手は龍谷大。試合開始から主導権を握り大きく相手を突き放すも、一時点差を縮められる。しかし、終始同志社ペースで試合を進め、34対24で連勝を収めた。
円陣を組む同志社
先制点を山道(スポ2)が奪ったがすぐに点を取り返された。しかしその後、川野(スポ2)が得点に成功するとそのまま主導権が同志社へと渡った。9連続得点を奪い、10対1と大きく相手を突き放した。そのまま試合は進むと思われたが、前半20分相手の3点目の得点を機に隙を見せた。順調に得点を重ねる龍谷大に対し、シュートミスが続いた同志社。「相手にオフェンスで対応されたり、自分たちが戻りきれなかった」(宇都宮・スポ4)。徐々に差は縮まり、前半18分の堀(スポ3)の14得点目以降点を奪えない。相手の5連続得点を許し14対7まで詰め寄られた。しかし、前半29分に15点目を奪い連続得点を阻止。15対8と大きくリードし前半を終えた。
パスを出す今谷(スポ2)
シュートを決める鍋島(商1)
迎えた後半。先制点を篠原(スポ1)が奪い、そのまま順調に得点を重ねた。しかし相手の動きが上がったことで、前半に比べ大きく差を広げられない。後半17分にはイエローも発生し、龍谷大有利な展開に。それでも同志社は怯むことなく積極的に攻めの姿勢を見せた。また、GK榎本(スポ2)の活躍もあり前半に開いた点差がさらに広がり始めた。「いつもコートに立てない選手がコートに立てた」(宇都宮)。試合経験の浅い選手も積極的にプレーし、そのまま試合終了まで一度もリードを許すことなく試合終了。34対24で連勝を収めた。
スコアでは圧勝したものの、課題も見えた今試合。来週に控える対天理大戦に向け修正しさらなる白星を重ね、チームを勢いづける。(長瀬来瞳)