射撃部
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【射撃部】各舞台で輝きを放った

2023年度関西学生スポーツ射撃選手権秋季大会

 9月7日から10日、能勢町ライフル射撃場(大阪府)で2023年度関西学生スポーツ射撃選手権秋季大会が行われた。同志社はその実力の高さから多種目で好成績を収め、表彰台にのぼった

 まず行われたのは10mエアライフル60発競技のFINAL。女子の部では平野(商3)、山森(社4)、村田(スポ1)、野村(スポ1)が出場した。村田は22発目でベストショットをたたき出し、3位という好成績を収め、他3人もそれに追随。結果は山森4位、野村6位、平野7位となった。

左から山森、村田、野村、平野

 男子の部では前泊が出場。安定した技術力で23発目まで1位をキープするも、最後の一発を控えた時点で2位との点差は0.3に縮められていた。緊張感が漂い、会場中が手拍子の音に包まれる中、最後の銃声が響く。結果は2位。わずか0.1点差という悔しい試合となったが、その激闘ぶりは多くの人を魅了した。

 50mライフル三姿勢60発競技のFINAL女子の部は、山森が見事王座に君臨。「コーチのアドバイスのように、1日1日を昨日よりもちょっと頑張ろうっていうのを続けたことが、自分のメンタルに良いように作用し、1位に繋がった」(山森)。試合は機械不良のため一時中断が続いたが、山森はそれに惑わされることなく実力を発揮した。その他の結果は3位に平野、6位に村田、8位に野村が続いた。

優勝した山森

 男子の部では前泊が座射で苦戦するも、伏射で順位を上げ、2位との点差を順調に縮めた。その後突入したシングルショットでも数々のベストショットをたたき出し、結果は見事3位となった。

3位前泊

 最後に行われたのは10mエアピストル60発競技FINAL。佐竹(スポ4)、吉村(スポ3)、武市(スポ1)、原田(文情2)が出場した。シリーズから好調な滑り出しを見せる1位の吉村に、原田がシングルショットで2位にまで上り詰める。同志社同士の一騎打ちとなった結果、優勝を手にしたのは吉村だった。そして2位に原田。続いて4位に佐竹、6位に武市となった。

1位を獲得した吉村

 10月にインカレを控えた同志社。「いつも通りの大事な一戦で、いつも通りに撃って、いつも通りの自分を出せば絶対勝てる。これまで支えてくれた方々への一番目に見える恩返しだと思うので、絶対やろうと決めている」(主将・佐竹)。通過点でもあり集大成ともいえる次の大会に向けて、彼らの戦いは終わらない。(川口桃佳)

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