ハンドボール部(女子)
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【ハンドボール部女子】強豪相手に食らいつくも白星許した

9月30日、関西学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦が立命館大学衣笠キャンパス体育館(京都府)にて行われた。相手は武庫川女大。強豪相手に互角の戦いを見せた同志社だったが、後半粘りきれず32対36で白星を許した。

先制点を奪われるも、立ち上がりで食らいつきを見せ、点の取り合いが続いた。しかし速攻で一枚上手な武庫川女大に徐々に点差をつけられる。2点ビハインドでタイムアウトをとった同志社。素早い速攻を得意とする武庫川女大に対して「速攻を切ることを伝えた」(佐藤・スポ4)。タイムアウト終了後も相手ペースに飲まれ、5点差まで広がった。しかし後半20分、相手の14点目を最後に同志社の逆襲が始まる。(堀・スポ3)を筆頭に6点連続得点を奪い同点まで追いついた。「自分たちが守るところで守って繋げて点数を決め切れた」(佐藤)。焦る武庫川女大がここでタイムアウトを要請。その後も拮抗(きっこう)した展開が続いた。17対18と1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半。相手の素早いパス回しに翻弄(ほんろう)され、後半10分相手の24得点目から連続得点を許した。途中タイムアウトを要請し、流れを断ち切ろうと試みるも勢い止められず6点を許し点差は8点差に。特にワンマン速攻でのシュートミスが多く、リバウンドも止められるなど相手キーパーの好セーブにも苦戦。一方勢いにのる武庫川女大は着実にシュートを奪い、同志社を寄せ付けない。ペナルティーシュートを南川(スポ・4)が決めるなど要所での活躍はあったものの、チームとしての勝ちに繋がる攻撃はできず32対36で試合は終了。秋リーグ最終戦を白星で締めくくることはできなかった。

「春リーグからの成長ができていないことが証明されてしまった」。4位で終えた春リーグに対し1つ順位を落として終えた秋リーグ。一度の負けも許されない全日本に向け、佐藤組全体の真価が試される。インカレベスト8の大きな目標に向け、総力を上げて戦いを挑む。(撮影・小野里律子、文責・長瀬来瞳)

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