第70回関西学生アイスホッケーリーグ戦
10月1日に関西大学たかつきアイスアリーナ(大阪府)で第70回関西学生アイスホッケーリーグ戦が行われた。4戦目には関学大との対決。猛攻を見せるも、関学大に1-5で敗北した。
第1ピリオド、主導権を握った同志社は開始3分に岩本(法3)、阿部(商1)のアシストによって八巻(法1)がパックを押し込み、先制点を挙げる。勢いをつけたと思われたが、同3分に近藤(スポ4)がペナルティー。劣勢な状況で、相手の攻撃に苦戦を強いられた。必死のディフェンスも実を結ばず、同17分に相手がシュート。同点に追いつかれ、1-1で第1ピリオドを終えた。
続く第2ピリオドは、終始主導権を相手に握られる展開となった。村上が果敢にシュートを打ち込むも、相手キーパーに阻まれる。開始5分、相手の打ったパックがディフェンスをすり抜け追加点。同点に追いつきたい同志社は激戦を繰り広げるも、相手陣地に攻め入れない。同12分に再び相手に追加点を挙げられ、点差を広げられた。残り4分に相手がペナルティーで退場。好機を手にし、加藤和(法2)、阿部が続けてシュートを試みる。しかし、相手の屈強な守備を攻略できず、終了のブザーがなった(1ー3)。
少しでも点差を縮めるべく挑んだ第3ピリオド。パスでパックをつなげるも、素早く間に入った相手にカットされる。開始3分に真正面からキーパーをすり抜けシュート、同8分にもディフェンス陣が幾度もシュートを跳ね返すも、相手にパックを押し込まれた。その後も相手の勢いは止まることなかったが、加藤雄(法4)が相手の連続でのシュートを食い止める。ペナルティーによる数的不利な状況でも、相手に追加点を許さない。そのまま第3ピリオドは失点を2点に抑え、1-5で敗北を喫した。
「そんなに差はないと思うが油断できない相手だった」(野呂・法4)。チームのコンディションが悪いまま迎えた第4戦目、勝利を収められず悔しい表情を見せた。2週間後には大工大、立命大との対決が控えている。反省点を見つめ直し、次戦までに攻守ともに立て直す。チーム一丸となって、今度こそは連続で勝利をつかみ取れ。(文責・白川愛梨、撮影・岡本和香)