バレーボール部(女子)
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【バレーボール部女子】フルセット制し勝ち点獲得

2023年度関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦

10月1日に神戸国際大学で2023年度関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦、対滋賀大戦が行われた。試合はフルセットまでもつれ込んだものの、激闘を制し3一2で勝利を飾った。

試合前円陣を組む選手たち

先週、四天王寺大相手に敗北を喫した同志社。3部昇格にはこれ以上負けが許されない中、今戦に臨んだ。第1セット、#16三宅(スポ1)のサーブで試合が開始。相手のスパイクに対応できず、先制点を許す。その後もミスや隙をつかれる場面が続き、5点まで点数を重ねられる。しかし、#3岡本(社2)が打った中央からのスパイクを区切りに4連続得点を奪う。また、相手から放たれた強打を#16三宅が上手くレシーブし、ラリーに続ける。「高校からレシーブ力が持ち味でやってきたのでそこだけは負けない」(三宅)。自慢のレシーブ力を発揮し、チームに貢献した。中盤、主将#1浮橋(スポ4)のレフトからの攻撃が中心となり、点差を広げていく。サービスエーやスパイクが次々と決まり、結果7点差の25―18で第1セットを勝ちとった。

真剣な表情を見せる岡本

第2セットは、開始直後からルーキー#16三宅の活躍が目立つ。二本連続サ-ビスエースで場を盛り上げる。その後も一進一退の試合展開が続くが中盤、6連続得点を許し5点差をつけられる。交代で入った#2黒田(スポ4)のスパイクが決まり流れを持ち直したが、連続得点にはつながらなかった。リードを許す状況で迎えた後半戦。ここでも主将の腕前が披露される。押し出しで相手の予想の裏をつくと、強烈なスパイクが二本決まり逆転。第2セット終了まであと1点のところに追いついた。試合はデュースまでもつれこむも、相手のスパイクで3連続得点を奪われ25―27で第2セットを落とした。

第3セット、前半戦は空いているところをつかれる攻撃が続き、リードを許す。中盤、#1浮橋、#4大坂(スポ4)の4年生コンビが場を持ち直すが、すぐに点差を広げられてしまう。後半戦はギアをかけなおした同志社の攻撃が相手を黙らせ、同点まで追いつく。最後は相手スパイクのアウトが重なり、25―23で第3セットを獲得した。

サーブを打つ大坂

続く第4セットは、トスミスやブロックが上手くかみ合わず得点を奪うことができない。#11八木(法2)が相手のブロックを破るスパイクを放つが、合わせて相手のミスも続き、シーソーゲームが続く。中盤、6連続得点を許すもすぐに5連続得点を奪い返し、2点差の状態で後半戦へ。第2セットと同じく延長戦までもつれ込むも、強打に対応できず25―27で第4セットを奪われた。

負けるわけにはいかない運命の第5セット。最終セットは15点マッチとなり、どちらがより早く流れをつかめるかが鍵となる。互いに点を取っては取られ、どうなるかが読めない状況が続く。終盤、#11八木が放ったレフトからのスパイクを区切りに4点差となる。流れをつかんだ浮橋組は#1浮橋の強烈なスパイクで15点目を奪い、15―11で第5セットを勝利。結果、セットカウント3―2で勝ち点を獲得した。

「私たちがいつもだったら負けていたところで踏ん張りきれたところが最後の勝ちにつながった」(浮橋)。最後まで諦めずに戦い続けた姿勢が勝ち点獲得につながった。また、1年生の活躍が目立った今試合。「自分も1年生の時からレギュラーとして出させていただいていて経験があるので、自分たち先輩の悪い雰囲気が後輩に連鎖しないように声掛けを心がけている」(大坂)。自らの経験を生かし、学年問わず活躍できる環境づくりにも力を入れている。

折り返し地点を勝利で飾り、チーム全体の自信となった今大会での勝利。残る3戦を勝ち抜き、3部リーグ昇格へ王手をかけろ。(文責・藤田桃江、撮影・小島葵)

 

4試合終了時点3勝1敗

対神国際大○3―0(25―12、25―16、25―13)

対京外大○3―0(25―14、25―15、25―15)

対四天大●1―3(21―25、23―25、27―25、15―25)

対滋賀大○3―2(25―18、25―27、25―23、25―27、15―11)

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