5月14日、関西学生ハンドボール部春季リーグ女子1部6戦目が太陽が丘・山城総合運動公園(京都府)で行われた。互角の戦いを見せるも、実力及ばず22-30で敗北を喫した。
関西3位という目標を叶えるためには勝利が欠かせない関学戦。「勝ちも勿論ですが、それ以上にチームとして60分間の試合を楽しむことを意識して望みました」(村井・スポ4)。チーム力を生かし、西インカレへのバトンを繋ぐ。
前半戦から関学大の猛攻が襲いかかる。ゴール前で構える榎本の守備から村井が得点に結びつけるなど、同志社もチーム力を見せつける。しかし、7mスローのチャンスを4度許し、相手に渡した勢いを呼び寄せることができず10-16で前半を折り返す。
後半7分より連続得点を決め反撃を狙う。相手のペナルティを機に有利な状況へと一変。5連続得点を決め流れを奪い、わずか3点差に迫る。「ラスト15分が粘れなかった」(村井)。体力面から粘り切ることができず22-30で敗北を喫した。
今春リーグを振り返り、攻守ともに課題が残った。「プレッシャーのかかる場面でのシュート率を上げてまた誰が出ても劣らないチームの全体の底上げになりたい」(村井)。春リーグの短期間で課題が見つかると共に大きな達成感と成果を見せた村井組。西インカレでの活躍に期待が高まる。